音楽家/オーディオ アクティビスト・生形三郎さん 「音楽から環境音のサラウンド録音まで、価格を超えた高音質と多機能性を備えたフィールドレコーダー」
様々な録音制作を行っている生形 三郎さんに、DR-680MKIIを色々なシーンでお使い頂きその様子をレポートして頂きました。ポータブルなPCMレコーダー市場が成熟を迎え、現在では、小型かつ高性能な製品が数多く揃っています。しかしながら、マルチチャンネルかつハイレゾリューション録音が可能なフィールドレコーダーは、ごく限られたラインナップしか存在しないという現状もあります。そんな中、ひと際のコストパフォーマンスと携行性を備えた存在がTASCAM DR-680ではないでしょうか。同機の存在は、知人のエンジニアやミュージシャンが愛用していたことでも以前から気になっていました。そこで今回、DR-680MKIIへのバージョンアップを機に試用させて頂いたところ、想像以上に高性能であったため、即導入を決めました。ここでは、試用の際に行ったテスト収録音源を交えて、使用感をレポートしたいと思います。本機導入のご参考になれば幸いです。DR-680MKIIは、ファントム電源供給が可能な6基のマイクプリアンプを搭載しているのが魅力的でした。コンボジャック入力は4基で、残り2基はTRS入力となっていますが、筐体の