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レビュー
Netflix超大作『イクサガミ』で採用。録音技師・根本飛鳥氏が語るタイムコード同期に対応したピンマイクレコーダー『DR-10L Pro』の実力
Netflix超大作『イクサガミ』で採用。録音技師・根本飛鳥氏が語るタイムコード同期に対応したピンマイクレコーダー『DR-10L Pro』の実力
壮大な合戦シーンや多人数でのアクション撮影の現場で、録音技師・根本飛鳥氏が選んだ録音機材の1つが、TASCAMのピンマイクレコーダー『DR-10L Pro』でした。ワイヤレスラべリアマイクが主流となる現場で、なぜ『DR-10L Pro』が選ばれたのか。その狙いや運用方法をひも解きます。2025年11月13日よりNetflixで配信されている超大作『イクサガミ』は、明治初期を舞台にした侍アクションドラマです。脚本は今村翔吾氏、監督は『新聞記者』『余命10年』で高い評価を受け、『正体』など話題作を手掛けた藤井道人氏。主演・岡田准一氏とのタッグによって制作された、スケールと熱量を兼ね備えた話題作です。多人数・多アクションの収録現場で求められた“確実な音”根本氏は、芝居場から離れた位置で全体の音声をモニタリング・管理する録音技師です。「『イクサガミ』は大規模な合戦や大型の機材を使った複雑なアクションが多く、メインのワイヤレスだけでは到底カバーしきれない大量のサブキャストやエキストラが登場しました。10台ほどのDR-10L Proを導入し、メインのワイヤレスで賄いきれない
DR-10L Pro
【FR-AV2インタビュー】金沢21世紀美術館「祈りの音(とき)を聴く」~Listen to the Sound of Prayer~
【FR-AV2インタビュー】金沢21世紀美術館「祈りの音(とき)を聴く」~Listen to the Sound of Prayer~
録音技師 落合氏が語る 小型フィールドレコーダー「FR-AV2」が支えた、祈りの音の再現技術について 2025年2月26日から3月4日にかけて金沢21世紀美術館で開催された展覧会「祈りの音(とき)を聴く」において、東北と能登の人々の祈りについての展示に、TASCAMの小型フィールドレコーダー『FR-AV2』が使用されました。今回の企画は、演出家、俳優、映画監督の岸 建太朗氏、録音技師の落合諒磨氏、クラフトデザインを担当されたふじいたいき氏による考案のもと、能登半島地震で破損した珠洲焼の水瓶に現代の音響テクノロジーを用いて、“新しい水琴窟(すいきんくつ)※”の形を創造し、音の造形が生み出されました。水瓶の中で水滴が反響する繊細かつ静かな音を「FR-AV2」で録音・再生。静謐(せいひつ)な空間と、その響きを忠実に再現するという試みを手掛けられた録音技師の落合諒磨氏にお話しを伺いました。※地中に埋めた壺に水滴が落ちて反響することで、琴のような澄んだ音を楽しめる日本庭園の音の仕掛け選定理由:小型・高音質・高信頼性まず落合氏は、機材選定の条件として以下の3点を挙
FR-AV2

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