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TASCAM配信サミットvol.2 feat. Okita Guitars

ハードウェアエンコーダーや多機能ミキサーなどの配信機材事例紹介

2021年3月5日、高級アコースティックギターブランド『Okita Guitars』(沖田ギター工房)とコラボしたインターネットライブ配信特番『TASCAM配信サミットvol.2 feat. Okita Guitars』を放送しました。

今回のライブ配信は、Okita Guitarsのプレゼンターである近藤さんによるギターの解説に加え、人気アーティスト二宮 楽さん、ボーカリストEmaさんにご登場いただき、Okita Guitarsが長年培った経験に基づく技術力と、材の選定から仕上げに至るまで拘り抜いて作り上げたアコギ(アコースティックギター)の魅惑のサウンドを、ステレオレコーダー『DR-07X』、ミキサー『Model 12』およびハードウェアエンコーダー『VS-R265』を駆使して高音質で配信しました。Okita GuitarsとTASCAM製品の紹介に続き、アコースティックライブを開催。二宮さんの巧妙なギタープレイとEmaさんの豊かなボーカルの組み合わせは、デュオとは思えない音の厚みと深みで視聴者を虜にしました。

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アコギの収音は、あえて、ハンドヘルドレコーダー『DR-07X』のステレオマイクを使用し、手軽で高音質な収録が可能なことを実演しました。『DR-07X』の出力をアンバランス/バランスラインコンバーター『LA-40MKlll』経由で多機能ミキサー『Model 12』へ接続しました。

配信中に一般的なコンデンサーマイク『TM-80』との音質の比較を行い、『DR-07X』のステレオマイクの解像度の高さにコメント欄にも驚きの声が多数寄せられ、ライブ配信における『DR-07X』の実力を体感いただきました。

ボーカルは、ダイナミックマイクの新製品『TM-82』 (2021年5月現在、海外地域先行発売)を使用しミキサー『Model 12』へ接続。ライブ配信では、歌唱中に『Model 12』のワンノブコンプレッサーを回し、どのようにボーカルの音質が変化するのか実演しました。
ミックスエンジニアとしても活躍する二宮さんからは「スタジオ録音に近づく、使えるコンプ」と評価いただきました。

また、『Model 12』では、配信に使用した10トラックをSDカードに直接マルチトラック録音、バックアップやリミックス用のデータとしても活用が可能になります。

『Model 12』でミックスされたボーカルとギター音声は、ビデオスイッチャーにより5台のカメラ映像とミックスされ、ハードウェアエンコーダー『VS-R265』に送られます。『VS-R265』は、ACアダプターが不要なPOE+クラス4で給電。1台で最大8系統の主要なプロトコルに同時配信が可能で、今回はYouTube (2系統)、Showroom, ニコニコ生放送の4系統を同時配信しました。また、ライブ配信の映像は、『VS-R265』にSDカードを挿し込みアーカイブ映像を直接録画しました。

司会者の声は、グースネックコンデンサーマイク『TM-95GN』で収音。手元には、2020年11月に発売された配信用オーディオインターフェース『MiNiSTUDIO CREATOR US-42B』を設置し、拍手の効果音やBGMをポン出し再生し配信を盛りあげました。

今回のライブ配信は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様にご協力をいただき、業務用ビデオカメラ『XA40』3台に加え、スタートライン様が所有されている『XA25』2台を合わせた5カメという贅沢な構成によりクオリティの高い映像で配信することができました。

 

ライブ配信のアーカイブはTASCAM YouTubeからご覧いただけます。

 

機材・技術協力

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

制作協力
株式会社スタートライン

リンク
Okita Guitars http://ogs.guitars/

イベント詳細
https://tascam.jp/jp/support/news/6495/

 

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