インタビュー・レビュー

DIVELA様 TASCAM VL-S3BT MIKU/RIN LEN スペシャルインタビュー

マジカルミライ2018の楽曲コンテストでグランプリを獲得した『METEOR』を皮切りに、『ディザーチューン』、『ぼかろころしあむ』など多数のヒットを放つ人気ボカロPの『DIVELA』さんにVL-S3BT MIKUについてお話を伺いました。

 

この度はミクさんのモニタースピーカーのレビューにお誘い頂きありがとうございます。

モニタースピーカー自体初めて使用するのですべての経験が新鮮でした。
普段はボカロ曲を中心に制作しており、メロディや歌詞を最優先しながらもミキシングとマスタリングはプロ仕様のプラグインを惜しみなく使い絶対に妥協せず、自分が出せる限界までブラッシュアップするよう心がけております。リスニングとして他の曲を聴く際にもミキシングバランス等にも注意するようにしています。しかし作業環境が6畳の部屋で隣にも人が住んでおり、スピーカーで音を出しながらミキシングすることができません。それ故今までモニタースピーカーとは無縁の生活を送っていましたが、この度その特徴を知ることが出来る良い機会でしたので、いろいろな観点からミクスピーカーを見てみました。

外見

まず外見ですが、デザインが良いです。本体がミクさんのイメージカラーになっており、発色が鮮やかで大変お洒落になっています。左右にはミクさんと一緒に「M」の文字が入ってインテリアとしてもマッチすると思います。小型で場所を取ることもありません。将来的には是非お洒落でセンスある作業環境を構築しSNS映えを狙いたいところ。個人的な恩恵ですが、現作業環境が大変ミクミクしている僕にとってはスピーカーもミクさん仕様にすることで、より一層楽曲にもミク成分が増えるのではないかと密かに期待を寄せております。他にもこれは良いアイデアだなって思ったのが、リンレンスピーカーのL(左)とR(右)がLENとRINに対応しているところですね。しかも色がちゃんと区別され同じになっていない。細かい配慮がなされリンレン好きにも嬉しいポイントだと思います。

音質

次にモニタースピーカーとしての音質です。いくつかジャンルの違う音楽を聴いた印象としましては「ミクさんの機嫌がわかる」ですね。ボーカルとオケのバランスと、ボーカルの高域部分が分かりやすいです。つまりミクさんの声が曲によって籠もっていたり明るかったりする些細な差を表現するのが得意です。ミクさんの機嫌にいち早く気づき、ミキシングを微調整して機嫌を取れるのは嬉しいですね。全体的にはフラットと言われる音だと思います。僕は高域を強く出してくるヘッドホンやイヤホンは苦手なのですが、このミクスピーカーは耳を突くようなこともありません。しかし、仕様上ロー(低域)は出ません。サブベース等はカットされますのでここは他のモニターで補うようにした方がよろしいかと思います。それ故ローが命であるクラブミュージックを中心に制作される方はそれに合った別の製品を選ぶと良いです。逆にボカロをはじめ歌のメロディや歌詞を重視する曲を制作しており、ボーカルの魅力を引き出す目的では大変おすすめです。ボーカルミキシングと向き合うのが楽しくなると思います。人にもよりますがミクさんをはじめあなたの家のボカロと向き合う時間が楽しくなるのはやはり爆アドと言えるでしょう。これは楽曲制作をしないボカロリスナーの方にも言えることなので普段制作しなくても上記の恩恵を受けたいと思ったのであればおすすめできます。

 

プロフィール

DIVELA

2018年に行われた「初音ミク マジカルミライ2018楽曲コンテスト」にて応募曲「METEOR」がグランプリを獲得、マジカルミライライブで演奏される。それをきっかけにボカロPをはじめ、初音ミク(うちのミク)の魅力を最大まで引き出した曲を多く制作している。動画サイトでの合計再生数は2,000万を突破し、スマホゲームのコラボ曲や公式コンピレーションアルバムに曲を描き下ろしたりと持ち前の個性的なメロディと幅広い曲調を活かしている。1st Fullアルバム『ミライコレクション』発売中!

 

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