2018年12月1日に多摩都市モノレール株式会社様主催による「ワイン列車2018 Premium」が運行されました。
これは多摩モノレールの開業20周年を記念した特別企画で、山梨の若手ワイン醸造家グループ“アサンブラージュ”が選定した味わい深いワインや、地元立川市の人気結婚式場『ルーデンス立川ウェディングガーデン』とコラボレーションしたオードブルなど、例年のワイン列車以上にPremiumな催しとなりました。
モノレール車内におけるPremiumな音楽空間のコーディネートという事で、弊社が音響機器全般のコーディネイトでお手伝いさせていただきました。
車内音響システムには『dBTechnologeis INGENIA IG1T』を使用しました。多摩都市モノレール様は年間4回程度のイベント列車を企画されていますが、これまで車内の既存スピーカーとマイクを使ってBGMやレクレーションのMCを行っていることで、楽しく盛り上がる車内では十分な音量が取れず、レクレーションの進行に時間がかかることもあったとのことです。
今回は20周年のPremium企画ということもあり、車内にPA機器を持ち込みこれらの問題をストレスなく解消させ、音質面もグレードアップさせるのが狙いでしたが、十分ご満足していただけました。スピーカーの音質はもちろんのこと、ゾーンミキサー『TASCAM MZ-223』のトークオーバー機能がレクレーション時には大活躍でした。
トークオーバー機能:マイクの音量にあわせて自動的にBGMの音量を下げる機能。音量を調整する操作が不要でスピーチに専念できます。
システム概要