2023年2月23日(木・祝)から26日(日)にかけて、パシフィコ横浜で開催されたカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+ (シーピープラス) 2023」に出展しました。 高音質録音でワンランク上の動画コンテンツ制作を行いたい方に向けたソリューションや製品紹介を行いました。
ティアック TASCAMブース、注目の製品をご紹介します。
ミラーレスカメラ対応のXLRマイクアダプター『CA-XLR2d』は、高品位なショットガンマイクなどで収音した音声を、業務用途で使用されるXLR端子のマイク入力とそれに準じたマイクプリアンプ経由でカメラに伝送可能です。デジタル伝送可能なキヤノン、富士フィルムキットに加え、株式会社ニコンと協業で開発したアナログキットをラインナップ。
アナログキットを使用すれば、幅広いカメラへの接続に対応可能なため協業3社のカメラユーザーだけでなく、SONY、LUMIXなどのユーザーからも問い合わせを数多くいただきました。またキヤノン、富士フィルムキットには、アナログ接続用のコールドシューマウントアダプターが標準で同梱しており、デジタル接続に対応していないカメラにはアナログ接続が可能ですので、将来キヤノン、富士フイルムのデジタル接続対応機種を導入予定のお客様には、それぞれキヤノンキット、富士フィルムキットがおすすめであることをご案内しました。
CA-XLR2dの入力チャンネル数の問い合わせもいただきました。本機はXLR/TRS 2系統もしくは、ステレオミニ入力の何れか選択して2チャンネルの音声をカメラの動画ファイルに取り込むことができ、映像と音声の位置合わせの編集が不要になります。
CA-XLR2dの使用用途に関してお客様からお問い合わせいただきました事例の一部ご紹介いたします。
・ガンマイク/ピンマイクによるインタビュー収録
・ステレオミニジャック入力のワイヤレスマイクなども使用する収録
・アミューズメント施設のショーの収録
・会場ミキサーからのライン接続によるライブ収録
協業で開発したカメラメーカー各社のブースにおいてもCA-XLR2dの展示をいただきました。
32ビットフロートのポータブルオーディオレコーダー『Portacapture シリーズ』は、TASCAMのフラッグシップ製品です。8トラック録音対応の『Portacapture X8』ならびに新製品の6トラック録音対応の『Portacapture X6』を出展。注目度が高く、実物を見たいという方々がブースを訪れました。レベル設定が不要で音割れしない録音や、映像に集中したいので音声にはあまり手間をかけたくないという方には、プリセットによる簡単な録音設定を実現するアプリランチャーシステムの便利さにご好評をいただきました。
マルチトラック録音のニーズも多く、ATOMOS社のタイムコードデバイス『Atomos UltraSync Blue』経由でNikon Z9とのワイヤレスタイムコード同期の展示にも注目をいただきました。
Nikon Z9とタイムコード同期する設定方法をYouTube動画で公開しています。
その他にも、ローコストやミニマムな録音機材で動画音声のアップグレードを図りたい、これから動画制作を始めたいが音声をどうしたらよいかというお客様がブースに訪れました。ステレオミニのプラグインタイプのカメラ用マイク『TM-2X』や、ショットガンマイクとレコーダーが一体となったカメラオンマイク『DR-10SG』の他、オンカメラでマイクとしても使用できるティアック(TASCAM)定番のステレオハイレゾレコーダー『DR-05X』などにも関心が寄せられました。
カメラ用アウトレットコーナーでは、簡単操作でプロ品質の録音が可能なティアック(TASCAM)定番のロングセラーのレコーダー『DR-05シリーズ』やモニターヘッドホンを出品し、盛況に終わりました。
ご自分のカメラや機材で使用感を試してみたい、機材をもっと詳しくしりたい、購入したけど使い方がわからないといった方を対象にティアック本社で不定期にて開催しております。
業務用途、マルチ録音、カメラオンマイクなど用途別で音声収録機材をご紹介している「動画の音声収録 特設サイト」より最新イベント情報をご確認いただけます。
動画の音声収録 特設サイト イベント情報: https://tascam.jp/jp/contents/video_production