TASCAM(タスカム)は、デジタルミキサー『TASCAM Sonicview 24』および『TASCAM Sonicview 16』のファームウェアV2.2を公開しました。
ファームウェア | メーカー希望小売価格 | 公開日 |
TASCAM Sonicview ファームウェア V2.2.0 | 無償 | 2025年6月17日 |
品名 | 型名 | メーカー希望小売価格 | 発売日 |
デジタルミキサー24chマイクプリアンプ/XLR入力搭載 | TASCAM Sonicview 24 | 950,000円(税抜) 1,045,000円(税込) |
発売中 |
デジタルミキサー16chマイクプリアンプ/XLR入力搭載 | TASCAM Sonicview 16 | 850,000円(税抜) 935,000円(税込) |
発売中 |
『TASCAM Sonicview』デジタルミキサーシリーズは、発売から3年を迎え、放送局、ライブサウンド・エンターテインメントをはじめ様々な現場でご好評いただいております。ファームウェアV2.2では、Ember+コマンドを大幅に追加しプロトコルの公開やルーティングマトリクス画面の追加、ユーザーキーの拡張などユーザビリティを大幅に向上させ、さらなる利便性とシステムへの柔軟性を高めたミキシングコンソールへと進化します。
Ember+による外部制御プロトコルの公開により、外部からほぼ全てのファンクションの遠隔操作が可能になります。放送業務や設備用途におけるリモート制御による様々なシステムとの親和性を高め、今後、その中核となり得る柔軟性が加わります。
また、2025年夏に多くのデジタルミキサーに対応しているサードパーティーのリモートコントロールアプリ『Mixing Station』の『TASCAM Sonicview』対応が予定されています。これにより、ステージ上などで各演奏者がiOS、Androidデバイスを使用して自分のモニターミックスを調整するといった運用が可能になります。
視認性と操作性に優れたルーティングマトリクス画面を新たに追加しました。すべてのチャンネルや入出力ポートのアサイン設定を素早く確認、設定が可能となります。
24組のInput Portを直接Output PortにルーティングできるようになるPort to Portダイレクトルーティング機能を搭載しました。ミキシングコンソールとしてだけでなく、フォーマットコンバーターや音声分配器としての用途など、様々なシステム要求への柔軟性をさらに向上させます。
本体の18個のユーザーキーボタンに加えて、ユーザーキーエクステンション画面を追加しユーザーキーを最大64個まで設定可能になりました。リモートアプリ『TASCAM Sonicview Control』 を使えば、iPadやPC画面からもユーザーキー操作が可能になり、現場での様々なニーズに柔軟に対応できます。
オペレーターや現場により異なるユーザーキーの設定を保存・呼び出しができるユーザーキーのライブラリー機能を新たに追加しました。
1つのチャンネルに対して2つの入力ソースを予めアサインしておき、入力ソースA/Bを簡単に切り替えられる機能を追加しました。入力ソース切り替えが1アクションでスムーズに行えます。
『TASCAM Sonicview』シリーズは、現場の皆様の声に耳を傾け、継続的にアップデートを重ねております。上記の機能に加え、今回のファームウェアアップデートでは、放送、ライブサウンド、常設設備などあらゆる用途における操作性とワークフローの向上を目指し、20を超える新機能とアップデートが盛り込まれています。
『TASCAM Sonicview 24』https://tascam.jp/jp/product/sonicview_24/support
『TASCAM Sonicview 16』https://tascam.jp/jp/product/sonicview_16/support
詳細はウェブサイトをご覧ください。
『TASCAM Sonicview 24』https://tascam.jp/jp/product/sonicview_24/
『TASCAM Sonicview 16』https://tascam.jp/jp/product/sonicview_16/