DR-100MKIII
リニアPCMレコーダー
メーカー希望小売価格 : オープンプライス
この製品は生産完了になりました。
録音再生機のリーディングブランドならではの豊富なユーザーフィードバックを基盤として、業務用レコーダーとしての信頼性、TASCAM史上最良のオーディオパフォーマンス、そして音質を追求した新たな業務用ハイエンドステレオリニアPCMレコーダーです。
音響機器において高いオーディオパフォーマンスを必要とする場合、高い消費電力と多くのパーツを配置する広大なスペースが必要となり、これはハンディレコーダーの特長である「サイズ」と相反する要素です。『DR-100MKIII』は高いオーディオパフォーマンス、そして音質を得るためにステレオ録音に特化。その限られたスペースと電力をすべてステレオ録音回路に使用することを選択し、TASCAMステレオリニアPCMレコーダー史上最高のパフォーマンスを実現しました。
- A/Dコンバーターに高音質・低消費電力を両立したVELVET SOUNDアーキテクチャを持つAKM製AK4558を搭載、S/N比102dBを達成
- 2基のAK4558を使用するデュアルADC機能を搭載、録音時S/N比109dBを達成
- XLR/TRS入力にディスクリート構成の低ノイズHDDAマイクプリアンプを搭載
- 従来機より高音質化されたデュアル(単一指向性/無指向性)ステレオマイクユニット
- 24bit/192kHzでの録音が可能
- 単一指向性マイクにショックマウント機構を搭載
業務用録音においては一般的なコンシューマユースと異なり、当然のように高い信頼性が要求されます。放送局や業務用音響の現場に多くの機器を納入してきた実績を礎として、録音事故を防止する機能が盛り込まれています。
- 大容量リチウムイオンバッテリーを搭載、単3形電池との併用が可能なデュアルバッテリー機構で長時間駆動が可能
- バックアップ用ファイルを同時に録音できるデュアルレベル録音機能
- Amphenol製ロック付XLR/TRSコンボジャックを採用
- 長期の使用に耐えるアルミ高剛性ボディ
- マスターレコーダーと同等のTCXO(温度補償水晶発振器)による+/-1ppmの高精度クロック
素早い判断が求められる現場作業において、使われる機器の操作性は非常に重要なものとなります。従来機をお使いいただいているお客様の声、そして多くのリニアPCMレコーダー開発によって得られたノウハウをもとに迷いなくスピーディーな操作が可能なユーザーインターフェースを構築しました。
- 大型LCD、専用LEDなど視認性に配慮したユーザーインターフェース
- 素早いセッティングに貢献するハードウェアスイッチ群
- BWF/MP3ファイルを同時に録音できるデュアルフォーマット録音機能
- 録音時のセッティングを記録するXRI(eXtended Recording Information)機能
ステレオ録音にフォーカスすることで高性能化したオーディオ性能
A/Dコンバーターに高音質・低消費電力を両立したVELVET SOUNDアーキテクチャを持つAKM製AK4558を搭載、S/N比102dBを達成
オーディオコーデックの中でも名高いAKM製AK4558を採用。高音質・低消費電力を両立したVELVET SOUNDアーキテクチャ、ローディストーションテクノロジーなどの技術により高いパフォーマンスがもたらされています。『DR-100MKIII』には2基のAK4558が搭載され、機能に応じて様々な組み合わせで使用されており、オーディオ回路の見直しも相まって回路全体のS/N比は102dBを達成しました。
2基のAK4558を使用するデュアルADC機能を搭載、録音時S/N比109dBを達成
2基のAK4558のADCを使用するデュアルADC機能を搭載。通常時よりも高いS/N比を実現します。通常時の回路全体のS/N比102dBに対して、デュアルADC機能では、録音時S/N比109dBを達成しました。
※録音時S/N比が回路全体のS/N比を上回るため、デュアルADC機能で録音したデータをDR-100MKIII本体で再生する場合はS/N比が102dBに制限されますが、録音データはS/N比109dBで記録されています。※デュアルADC機能を使用する場合、次の機能を同時に使用することができません。
- デュアルフォーマット録音機能
- デュアルレベル録音機能
- リミッター機能
XLR/TRS入力にディスクリート構成の低ノイズHDDAマイクプリアンプを搭載
外部マイクが接続されるXLR/TRS入力も従来機より高音質、低ノイズ化。ディスクリート構成のHDDA(High Definition Discrete Architecture)マイクプリアンプを搭載しています。
またDR-100MKIIIに搭載されたHDDAマイクプリアンプは、EIN-124dBuを達成しました。
従来機より高音質化されたデュアル(単一指向性/無指向性)ステレオマイクユニット
内蔵マイクユニットも取り付け方法やハウジング構造の見直し、長期間の録音テストとチューニングによって音質が改善されました。単一指向性ステレオマイクは、ご好評を頂いているDR-100MKIIと同一のマイクユニットを採用。無指向性ステレオマイクは無指向性マイクのリニアPCMレコーダーベストセラーモデルDR-05と同一のユニットを採用しています。耐音圧レベルも128dB SPLと実用十分なスペックを誇ります。
24bit/192kHzでの録音が可能
音楽制作においてはマスターファイルの標準として24bit/96kHzフォーマットが標準化されてきていますが、それを上回る24bit/192kHzでのステレオレコーディングに対応。より高解像度のPCM録音が可能であり、かつ将来的に標準フォーマットが高解像度化された場合にも対応できます。
また、ユーザーフィードバックをもとに、従来機では設定できなかった88.2kHzフォーマットにも対応しました。
単一指向性マイクにショックマウント機構を搭載
使用頻度の高い単一指向性ステレオマイクユニットには、振動によるノイズの混入を軽減するショックマウント機構を搭載しました。
業務用機器開発のノウハウを注ぎ込んだ機能群がもたらす信頼性
大容量リチウムイオンバッテリーを搭載、単3形電池との併用が可能なデュアルバッテリー機構で長時間駆動が可能
前身となるDR-100MKIIと比較して2倍以上に大容量化されたリチウムイオンバッテリーを採用することで、大きな消費電力を要するレコーダーながらも長時間駆動を実現しています。さらに単3形電池とリチウムイオンバッテリーの併用により、より長時間で駆動させることも可能です※1。 また、USBバスパワーやACアダプターからの電源供給による使用中に、不意に電源供給が停止した場合であっても、自動的に内蔵充電池または単3形電池に切り替わり録音は継続されます※2。
※1 デュアルバッテリー機構を活用し電池を交換しながらの録音を行う場合は、メインバッテリーを単3形電池に設定してください。単3形電池を使い切った場合内蔵リチウムイオン電池に切り替わりますので、リチウムイオン電池駆動中に単3形電池の交換ができます。※2 内蔵充電池に十分な充電がされている場合、または単3形電池残量が十分である場合。またUSBバスパワーでの駆動には1.5A以上の供給が必要です。
バックアップ用ファイルを同時に録音できるデュアルレベル録音機能
録音中のファイルよりも低いレベルのファイルを同時に録音することができるデュアルレベル録音機能を搭載。万が一メインのファイルでレベルオーバーが発生した場合でも、メインのファイルに対して-12dBで記録されたバックアップ用のファイルを使うことで録音を補完します。
※デュアルレベル録音は、サンプリング周波数が176.4k/192k Hzのときは使用できません。※入力ソースとして"DIGITAL"を選択した場合は、無効となります。
※デュアルADC機能は、同時に使用することができません。
※リミッターをオンにした場合は、バックアップ側にはリミッターは機能しません。
Amphenol製ロック付XLR/TRSコンボジャックを採用
XLR/TRS外部入力端子には、信頼性の高いAmphenol製コネクターを採用。ロック機構によりケーブルの抜けを防ぎます。
長期の使用に耐えるアルミ高剛性ボディ
業務用途においては、短期的な信頼性だけでなく長期に渡るハードな使用に耐えうる耐久性も必要です。物理的な耐久性を確保できるアルミ材を筐体素材に採用することで、設置と移動、格納が繰り返されるハードな使用に耐えうるボディを実現しています。
マスターレコーダーと同等のTCXO(温度補償水晶発振器)による+/-1ppmの高精度クロック
映像用の音声録音など、他の機器で収録された素材と合わせて使用する場合に重要なのが内蔵クロックの精度です。『DR-100MKIII』では、業務用マスターレコーダーで採用されるTCXO(温度補償水晶発振器)を採用。その高いクロック精度により映像や外部音源との編集においても誤差の少ない録音ファイルが作成されます。TCXOは、外気温に左右されずその精度を保つことができますので、高品質な録音を支えます。
スムーズな作業を約束、ユーザーフィードバックによって高められた操作性
大型LCD、専用LEDなど視認性に配慮したユーザーインターフェース
従来モデルの2倍となる大型LCDを採用したことで、表示できる情報量が2倍になり、一度に多くの情報が表示できるようになりました。また、録音レベルと録音動作については専用のLEDを搭載。高い位置に設置した場合など、LCDが確認できない環境でもレベルと録音動作の確認を行うことが可能になりました。
大型LCD、専用LEDなど視認性に配慮したユーザーインターフェース
従来モデルの2倍となる大型LCDを採用したことで、表示できる情報量が2倍になり、一度に多くの情報が表示できるようになりました。また、録音レベルと録音動作については専用のLEDを搭載。高い位置に設置した場合など、LCDが確認できない環境でもレベルと録音動作の確認を行うことが可能になりました。
頻度の高い設定操作については専用のスイッチを配置することで、素早いセッティングを可能にしています。
BWF/MP3ファイルを同時に録音できるデュアルフォーマット録音機能
保存、納品用の高解像度ファイルと確認用の小容量ファイルが必要とされることが多くあります。デュアルフォーマット録音機能は、非圧縮ファイルであるWAV(BWF)フォーマットと圧縮ファイルであるMP3フォーマットの録音を同時に行うことができる機能です。録音終了時には確認用ファイルが完成しているため、録音終了後スピーディーな撤収が可能になります。
※デュアルフォーマット録音時は、 フォーマット項目を"WAV16"に設定してください。※デュアルフォーマット録音は、 サンプリング周波数が88.2k/96k/176.4k/192k Hzのときは使用できません。
※デュアルADC機能は、同時に使用することができません。
※リミッターをオンにした場合は、両方のファイルに機能します。
録音時のセッティングを記録するXRI(eXtended Recording Information)機能
録音後にどのようなセッティングで録音されたのか確認できる機能、それがXRI(eXtended Recording Information)機能です。録音したファイルの作成日時だけではなく、入力ソースやレベル設定、その他機能の設定など、どのようなセッティングを用いて録音されたのかを知ることができます。『DR-100MKIII』特有のデュアルADC機能のON/OFF設定などもXRI情報としてBWF機能に埋め込んで記録することが可能です。
機能一覧
- 44.1k/48k/88.2k/96k/176.4k/192k Hz、16/24ビットのWAV(BWF)形式録音が可能
- 44.1k/48k Hz、128k~320k bpsのMP3形式での録音が可能
- 録音メディアに汎用性の高いSD/SDHC/SDXCカードを採用、最大128GBのSDXCカードが使用可能
- 単一指向性コンデンサーマイクと無指向性コンデンサーマイクを2つずつ、合計4つの内蔵マイクを搭載
- 2基のAK4558を使用するデュアルADC機能を搭載、録音時S/N比109dBを達成
- バックアップ用ファイルを同時に録音できるデュアルレベル録音機能
- WAV(BWF)/MP3ファイルを同時に録音できるデュアルフォーマット録音機能
- M-Sステレオマイクの使用を可能にするMSデコード機能
- 設定した条件に合わせて自動で目印がつけられるオートマーク機能
- 専用リチウムイオンバッテリーと単3形電池を併用できるデュアルバッテリー機構
- スピーカー内蔵
- オートゲインコントロールとピークリダクションによるレベルコントロール機能
- 専用スイッチでリミッター、パッドの操作が可能
- ローカットフィルター (OFF/40/80/120/220Hz)搭載
- 音声のアナログ入力レベルもしくはデジタル入力の信号を感知して、自動で録音の開始が行えるオートレック機能
- 動画ファイルとの位置あわせに便利なオートトーン機能
- 特定の位置への移動に役立つマーク機能
- 録音開始2秒前からの音を録音できるプリレック機能
- 録音を継続したまま、あらかじめ設定した時間で自動的にファイルを更新する自動分割機能
- リピート機能とループ再生機能
- VSA (Variable Speed Audition)機能により再生音の音程をそのままにスピードを可変可能
- 録音日時やサイズに加えて本体設定の詳細など、音声ファイルの情報を記録可能なXRI機能
- 任意の位置でファイルを分割するディバイド機能 (BWFファイルのみ)
- ファイル名の形式をユーザーワードまたは日付のどちらかに設定可能
- 128 x 128のバックライト付ドットマトリックスタイプLCD
- 日本語でのファイル名、メニュー表示に対応
- 本体に金属製三脚取り付け用穴を装備
- デジタル入力変換ケーブルを付属
- USB2.0での高速ファイル転送
- 電源OFF時の位置を記憶するレジューム機能
- 専用外付けバッテリーパック (別売:TASCAM BP-6AA)からの電源供給が可能
- 別売のACアダプター(PS-P520E)を使用すれば、電池残量を気にせず連続使用が可能
- MP3 ID3 tag(Ver. 2.4)の日本語表示が可能
関連製品
仕様説明
記録メディア | SDカード(64MB~2GB)、SDHCカード(4GB~32GB)、SDXCカード(48GB~128GB) |
ファイルシステム | FAT16/32, exFAT |
ファイルフォーマット | WAV(BWF)、MP3 |
WAV | 44.1k/48k/88.2k/96k/176.4k/192k Hz、 16/24ビット |
MP3 | 44.1k/48k Hz、 128k/192k/256k/320kbps |
チャンネル数 | 2チャンネル(ステレオ) |
再生スピードコントロール (VSA) |
-50%~+200%(10%ステップ) |
アナログ入力 | |
MIC/LINE IN | |
コネクター | XLR-3-31、(1:GND、2:HOT、3:COLD) 6.3mm(1/4")TRS標準ジャック(Tip:HOT、Ring:COLD、 Sleeve:GND) ※XLRのみファントム電源対応 |
入力ソース「MIC」選択時 | |
入力インピーダンス | 2kΩ以上 |
最小入力レベル | -70.5dBu(PAD Off) |
最大入力レベル | +2dBu(PAD On) |
入力ソース「LINE」選択時 | |
入力インピーダンス | 20kΩ以上 |
基準入力レベル | +4dBu |
最大入力レベル | +24dBu |
EXT IN | |
コネクター | 1/8"(3.5mm)ステレオミニジャック ※プラグインパワー対応 |
入力ソース「EXT MIC」選択時 | |
入力インピーダンス | 50kΩ以上 |
最小入力レベル | -62.8dBu(PAD Off) |
最大入力レベル | -2.8dBu(PAD On) |
入力ソース「EXT LINE」選択時 | |
入力インピーダンス | 2kΩ以上 |
基準入力レベル | -10dBV |
最大入力レベル | +6dBV |
アナログ出力 | |
LINE OUT | |
コネクター | 1/8"(3.5mm)ステレオミニジャック |
出力インピーダンス | 200Ω |
入力ソース「LINE」選択時 | |
基準出力レベル | -14dBV |
最大出力レベル | +6dBV |
その他 | |
基準出力レベル | -10dBV |
最大出力レベル | +6dBV |
ヘッドホン出力 | |
コネクター | 1/8"(3.5mm)ステレオミニジャック |
最大出力 | 40mW+40mW(ヘッドホン接続時、32Ω負荷時) |
内蔵スピーカー | 0.4W(モノラル) |
デジタル入力 | |
DIGITAL IN | |
コネクター | 1/8"(3.5mm)TSジャック(専用変換ケーブル使用) |
フォーマット | AES3-2003/IEC60958-4(AES/EBU)、IEC60958-3(S/PDIF) |
コントロール入出力 | |
USB | |
コネクター | micro-Bタイプ |
フォーマット | USB2.0 HIGH SPEED マスストレージクラス |
REMOTE | |
コネクター | 2.5mmTRSジャック |
対応製品 | RC-10、RC-3F |
三脚取り付け用穴 | 1/4インチ・カメラネジ |
電源 | 内蔵リチウムイオン充電池(3,950mAh) 単3形電池2本(アルカリ乾電池、ニッケル水素電池またはリチウム乾電池) USBバスパワー(1.5A以上) 専用ACアダプター(TASCAM PS-P520E、別売) 専用外付けバッテリーパック(TASCAM BP-6AA、別売) |
消費電力 | 7.5W(最大時) |
電池持続時間 (連続動作時) |
※電池持続時間は、お使いの記録メディアにより記載された値から変動することがあります。 |
内蔵バッテリー (リチウムイオン充電池)使用時 |
|
アルカリ乾電池使用時 (EVOLTA) |
|
ニッケル水素電池使用時 (eneloop) |
|
リチウム乾電池使用時 (Energizer ULTIMATE LITHIUM) |
|
外形寸法 | 80(W)×155.7(H)×35(D)mm(突起部含まず) |
質量 | 425g(電池を含む) / 375g(電池を含まず) |
動作温度 | 0~40℃ |
付属品 | デジタル入力変換ケーブル、取扱説明書(保証書付き) |
性能
周波数特性 | |
Fs=44.1k/48k Hz | 20Hz-20kHz +0.5dB/-1dB |
Fs=88.2k/96k Hz | 20Hz-40kHz +0.5dB/-2dB |
Fs=176.4k/192k Hz | 20Hz-80kHz +0.5dB/-4dB |
歪率 | 0.007%以下 (Fs=44.1k/48k/88.2k/96k/176.4k/192k Hz、JEITA) |
S/N比 | 102dB以上 (Fs=44.1k/48k/88.2k/96k/176.4k/192k、JEITA) |
等価入力雑音 | 124dBu以下 |
- ここに記載されております製品に関する情報、諸データは、あくまで一例を示すものであり、これらに関します第三者の知的財産権、およびその他の権 利に対して、権利侵害がないことの保証を示すものではございません。従いまして、上記第三者の知的財産権の侵害の責任、又は、これらの製品の使用により発 生する責任につきましては、弊社はその責を負いかねますのでご了承ください。
- 第三者の著作物は、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上権利者に無断で使用できません。装置の適正使用をお願いします。弊社では、お客様による権利侵害行為につき一切の責任を負担いたしません。
- RoHSに対応しています。
- 仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
DR-100MKIIからグレードアップした機能・性能一覧
DR-100MKIII | DR-100MKII | |
最大サンプリングレート | 192kHz | 96kHz |
対応メディア | SDXC (~128GB) | SDHC (~32GB) |
マイクプリアンプ | HDDAマイクプリアンプ (High Definition Discrete Architecture) |
高音質マイクプリアンプ |
ADコンバーター | AKM AK4558 | AKM AK4556 |
デュアルADC機能 | 搭載※1 | 非搭載 |
S/N比 | 102dB以上/ 109dB以上 (デュアルADC機能) |
92dB |
クロック精度 | TCXO/1ppm | 30ppm |
ディスプレーサイズ | 128x128 | 128x64 |
メニュー言語対応 | 英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、日本語 | 英語のみ |
ヘッドホン出力 | 40mW+40mW | 25mW+25mW |
ローカットフィルター | 40/80/120/220Hz | 40/80/120Hz |
ピークリダクション機能 | 対応 | 非対応 |
パワーオン録音機能 | 対応 | 非対応 |
デュアルレベル録音機能 | 対応※2 | 非対応 |
デュアルフォーマット録音機能 | 対応※3 | 非対応 |
ショックマウント機構 (UNI MIC) |
有 | 無 |
XRI機能 | 対応 | 非対応 |
スレートトーンジェネレーター | 対応 | 非対応 |
MIC/LINE INコネクター | Amphenol製 XLR/TRSコンボジャック | XLR |
※1 デュアルADC機能を使用する場合、次の機能を同時に使用することができません。
- デュアルフォーマット録音機能
- デュアルレベル録音機能
- リミッター機能
※2 デュアルレベル録音機能の条件
- デュアルレベル録音は、サンプリング周波数が176.4k/192k Hzのときは使用できません。
- 入力ソースとして"DIGITAL"を選択した場合は、無効となります。
- デュアルADC機能は、同時に使用することができません。
- リミッターをオンにした場合は、バックアップ側にはリミッターは機能しません。
※3 デュアルフォーマット録音機能の条件
- デュアルフォーマット録音時は、 フォーマット項目を"WAV16"に設定してください。
- デュアルフォーマット録音は、 サンプリング周波数が88.2k/96k/176.4k/192k Hzのときは使用できません。
- デュアルADC機能は、同時に使用することができません。
- リミッターをオンにした場合は、両方のファイルに機能します。
動作確認済みメディア・その他
SD 動作確認済みメディアリストdr-100mk3_tested_media_list.pdf 163.8 KB
インフォメーション
最新のバージョン情報 | |
ファームウェア | V1.09 |
- 単3形電池を優先使用に設定しても、電池の状態によっては内蔵バッテリから先に消費してしまう不具合を改善しました。
ご購入してから多数回にわたり充放電を繰り返したり、保管状態の悪いニッケル水素充電池(eneloop等)は、短時間の使用でも電池の電圧が降下してしまう傾向があります。
このような充電池を本機に使用した場合には、バッテリーの優先使用を "単3電池"に設定しても、 直ぐに単3電池から内蔵バッテリーの動作に切り替わってしまうことがありますので、ニッケル水素充電池(eneloop等)を 新品のものに交換してご使用いただきますようお願いします。
仕様書/外形図
取扱説明書
リファレンスマニュアル | 2017-09-12 | 2.4 MB |
---|---|---|
取扱説明書 | 2016-09-06 | 5.9 MB |
ドキュメント
リリースノート | 2020-04-28 | 3.2 KB |
---|---|---|
ファームウェアアップデートマニュアル | 2016-09-12 | 158.5 KB |
ファームウェア(本体)
V1.09 ファームウェア | 2020-04-28 | 1.3 MB |
---|---|---|
ファームウェア V1.08 | 2019-07-22 | 1.3 MB |
動作確認済みメディア・その他
SD 動作確認済みメディアリスト | 2024-12-06 | 163.8 KB |
---|
カタログ
TASCAM プロ・業務・設備・PA機器 総合カタログ | 2020-04-06 | 17.3 MB |
---|---|---|
リニアPCMレコーダーカタログ201804 | 2018-03-23 | 3.3 MB |
DR-100MKIII カタログ | 2017-03-16 | 7.2 MB |
FAQ
USBケーブルには給電のみを行うケーブル(充電専用)があります。
データ通信(またはデータ転送)可能な他のUSBケーブルでお試しください。
USB ケーブルの確認手順はこちらをクリック。
※電源アダプター『TASCAM PS-P520U』に付属しているMicro-USB、USB Type-Cケーブルは充電専用の為、データ転送にはお使いいただけません。
https://tascam.jp/jp/product/ps-p520u/top
その場合は、電波発信元より機器を離す、場所を変える等してください。
エラーメッセージの『System Err 50(システムエラー50)』 が出た場合は通常本体の電源を入れ直していただきますが、以下の方法で原因を確認できることがあります。※microSD カードも『SD カード』と称します。
1. レコーダー本体が故障しているかの確認
- 電源を切り SD カードを取り出します。
- 電源を入れて『System Err 50』が表示された場合は本体が故障している可能性があります。こちらから修理点検をお申し込みください。
2. SD カードの中でデータが散らばって(断片化)記録されているかの確認
- 電源を切り SD カードを3度ほど挿抜し、再度挿し込みます。
- 電源を入れて『System Err 50』が表示されたら、パソコンでSDカードをフルフォーマットしてください。
3. SD カードの劣化や、相性が合っていないかの確認
- パソコンでフルフォーマットした SD カードを挿して電源を入れても『System Err 50』が表示されたらSD カードを買い替えてください。
自動録音(オートレック)機能が働いている可能性が考えられます。
自動録音は設定された入力音のレベルに応じて自動的に録音を開始し、同様にレベル以下の音量になると自動的に録音が停止(録音待機状態)する機能です。
録音を手動で行う場合は自動録音の設定を「オフ」にしてください。
※自動録音(オートレック)の設定については各製品のリファレンスマニュアルをご参照ください。
MENUボタンを押しながら電源/HOME[■]ボタンを押してください。
言語選択メニューが表示され、言語の選択が可能となります。
※DR-05はV2.31以降、DR-07MK2はV1.30以降で対応
※日本語専用モデルでは日本語専用の為、言語選択は無く多言語に変更することはできません。
ボタンを離すと電源がOFFとなり強制終了いたします。
ダウンロード頂いたファイルを解凍いただき、解凍後フォルダ内のアップデートファイル
(DP008E22.101など)のみSDカード(またはmicroSDカード)のUTILITYフォルダにコピーして
アップデートを行ってください。
電池持続時間は、お使いの記録メディアにより変動することがあります。
ご使用のメディアで一度ご確認することをお勧めいたします。