MD-CD1BMKIII
CDプレーヤー/MDレコーダー
『MD-CD1BMKIII』は、2Uという省スペースを実現しながら、現場で必要とされる様々な機能を装備した業務用MD/CD複合機の定番 MD-CD1BMKII の後継機です。
CDプレーヤーとMDレコーダーを独立して操作し同時に使用することができるほか、連続再生やCDからMDへの最大4倍速ダビングなど、コンボユニットであることのメリットを最大限に活かした運用が可能です。
メーカー希望小売価格 : 137,500円 (税抜 125,000円)
この製品は生産完了になりました。
CDプレーヤーとMDレコーダーのコンビネーションモデル
CDプレーヤー部はオーディオCDだけでなくWAVファイルやMP3ファイルの再生が可能。
CD-R/CD-RWディスクにも対応しています。
-50%~+16%のピッチコントロールはフロントパネルに装備の専用つまみで可変でき、直感的で確実な操作を実現しました。
MDレコーダー部はLP2、LP4ロングプレーモードをサポート。
オートキューやオートレディなどの充実した再生機能は、CDプレーヤーとMDレコーダー双方に装備しています。
フレキシブルな入出力で接続機器を選ばない
アナログ入出力はアンバランスおよびバランス、デジタル入出力はCOAXIALおよびOPTICALを装備。
ホールや店舗、放送局、テーマパーク、ミュージアム、イベント会場など様々な現場で活躍するほか、RS-232Cシリアルコントロールにも対応し遠隔制御が必要な現場への導入も可能です。
主な特長
- CDプレーヤーとMDレコーダーのコンビネーションモデル
- CD/CD-R/CD-RWディスク対応CDプレーヤー
- オーディオCDおよびWAVファイルやMP3ファイルが記録されたCDの再生が可能
- SP(ステレオ)、MONO、LP2、LP4 対応MDレコーダー
(1つのMDディスク内で異なるモードで録音/再生可能) - CDプレーヤーとMDレコーダーは独立して使用可能
- プログラム再生の設定をCD、MD合わせてディスク最大100枚分保存可能
(MP3ファイルおよびWAVファイルは2トラック分の保存領域を使用するため保存枚数が少なくなります) - RCAアンバランスアナログCD出力
- XLRバランスアナログCD出力
- COAXIALデジタルCD出力
- OPTICALデジタルCD出力
- RCAアンバランスアナログMD入出力
- XLRバランスアナログMD入出力
- COAXIALデジタルMD入出力
- オプティカルデジタルMD出力
- 2Uラックマウントサイズ
- CD-TEXT表示(停止時:ディスクタイトル、再生時:トラックタイトル)
- WAVファイル再生時ファイル名を表示
- MP3ファイル再生時ID3 タグを表示(ソングタイトルのみ)
- 専用つまみによる-50%~+16%ピッチコントロール(0.1~1.0%可変ステップ、CD-DAのみ) (*1)
- ±6半音キーコントロール(半音ステップ、CD-DAのみ) (*1)
(*1) ソースにより音質が劣化することがあります - キー固定でスピードのみ変更可能(CD-DAのみ)
- 出力にデジタルボリューム装備(-∞/-54~+18dB)
- フェードイン/フェードアウト再生(1~30秒、1秒ステップ)
- WAVファイルやMP3ファイル再生時トラック経過時間を表示
- 指定ディレクトリ階層下のWAVファイルやMP3ファイルを再生するディレクトリ再生モード
- PS/2キーボードを接続してトランスポートコントロール可能
- トラックをグループ分けして再生する、グループ再生モード
- 録音済みの部分を上書き録音する、オーバーライト録音
- トラック番号を自動更新するオートトラック
レベル : -72~-30dB、6dBステップ
DD : デジタルソースのトラック区切り信号
タイム : 一定時間ごとにトラック番号を更新(1~10分、1分ステップ) - 録音中にRECORDキーを押すことにより、トラック番号の更新が可能
- 入力信号により自動的に録音を開始する、シンク録音(-72~-30dB、6dBステップ)
- MDディスクをセットしていない状態で入力信号をモニター可能
- デジタル入力にサンプリングレートコンバーター搭載(32kHz/48kHzのデジタル信号を44.1kHzに変換)
- 入力にデジタルボリューム装備(-∞/-54~+18dB)
- フェードイン/フェードアウト録音(1~30秒、1秒ステップ)
- 最大6秒前にさかのぼって録音可能な、プリレコーディング(タイムマシン録音)(OFF、1~6秒、1秒ステップ)
- ERASE TRACK、ERASE MULTI TRACK、DIVIDE、COMBINE、MOVE、TITLE 編集機能
- PS/2キーボードを接続してトランスポートコントロール、編集、タイトル入力が可能
- 全トラック再生、シングル再生、プログラム再生、ランダム再生
- プログラム再生はCD:最大99トラック、MD:最大25 トラック
- 全トラックリピート、シングルリピート、プログラムリピート、ランダムリピート、A-B間リピート
(WAVファイルおよびMP3ファイルではA-B間リピート再生は行えません) - トラック経過時間/トラック残時間/ディスク経過時間/ディスク残時間を切り換えて表示(CD-DAおよびMD)
- トラックの音の立ち上がりをサーチして一時停止する、オートキュー(-72~-24dB、6dBステップ)
- トラックの再生が終了すると、次のトラックの先頭で一時停止するオートレディ
- トラックおよびディスクの終了を予告表示するEOM(End of music time)機能(1~99秒、1秒ステップ)
- リモコンの数字ボタンにより、トラックとそのトラックの経過時間を直接指定してロケート可能なタイムサーチ機能
- PS/2キーボードの数字ボタンでトラック1~10のダイレクト再生が可能
- CD/MD共用COMMON 出力端子(優先出力設定可能)
- CD/MDを単独または両方モニター可能なヘッドホン端子
- CD/MD独立のタイマー再生
- ディスク全体またはトラック単位のCD→MD ダビング機能
(4倍速:SP、2倍速:MONO/LP2/LP4、当倍速:WAV/MP3) - 等速ダビング時は、CD のピッチコントロールおよびキーコントロールを反映可能
- フェードイン/フェードアウトをかけたダビングが可能
- CD TEXT コピー(ダビング時トラックタイトルをコピー。ディスクタイトルはMDがブランクディスクの場合全曲ダビングしたときにコピー可能)
- WAVファイル名をトラックタイトルとしてコピー
- ID3タグコピー(ダビング時、ソングタイトルのみ、但しソングタイトルが無い場合はファイル名をコピー)
- MD<->CD連続再生機能(エンドレス)
- 誤操作を防止するパネルロック(CD/MD全体、CDのみ、MDのみ)
- ディスクイジェクトブロック(CD/MD)
- RS-232Cシリアルコントロール対応(D-sub 9ピン)
- ワイヤレスリモコン(RC-MC1)付属
- RoHS対応
- WAVファイルCDディスク再生が可能
- プログラム再生の設定をCD、MD合わせてディスク最大100枚分保存可能
- COAXIALデジタル入出力(CD出力およびMD入出力)
- MDレコーダーのピッチコントロール非対応
- PS/2キーボードのテンキーでトラック1~10のダイレクト再生が可能
- 誤操作を防止するパネルロック
- ディスクイジェクトブロック
[ワイヤレスリモコン]
RC-MC1
仕様説明
定格 | |
CDプレーヤー | |
使用ディスク | 12cm/8cm、CD/CD-R/CD-RW |
再生可能フォーマット | オーディオCD(CD-DA)、WAV、MP3 |
CD-DA | |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
量子化ビット数 | 16ビット |
チャンネル数 | 2チャンネル |
WAV | |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
量子化ビット数 | 16ビット |
チャンネル数 | 2チャンネル |
MP3 | |
音声モード | STEREO/JOINT STEREO/DUAL CHANNEL/MONO |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
MP3ビットレート | 32~320kbps、CBR/VBR/ABR対応、ID3TAG Ver.2.4対応 |
MDレコーダー | |
使用ディスク | ミニディスク |
記録モード | STEREO/MONO/LP2/LP4 |
録音時間 (80分ディスク使用時) |
80分(標準)、160分(MONO)、160分(LP2)、320分 (LP4)※80分ディスク使用時 |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
量子化ビット数 | 16ビット |
アナログ入力 | |
アンバランス入力 (MD) | RCA |
入力インピーダンス | 22kΩ |
規定入力レベル | -10dBV |
最大入力レベル | +6dBv |
バランス入力(MD) | XLR-3-31(1:GND、2:HOT、3:COLD) |
入力インピーダンス | 12kΩ |
規定入力レベル | +4dBu |
最大入力レベル | +20dBu |
アナログ出力 | |
アンバランス出力 (CD/MD/COMMON) |
RCA |
出力インピーダンス | 200Ω |
規定出力レベル | -10dBV |
最大出力レベル | +6dBV |
バランス出力 (CD/MD) | XLR-3-32(1:GND、2:HOT、3:COLD) |
出力インピーダンス | 75Ω |
規定出力レベル | +4dBu |
最大出力レベル | +20dBu |
PHONES | |
ヘッドホン出力 | ステレオ標準ジャック |
最大出力 | 20mW+20mW(32Ω負荷時) |
デジタル入力 | |
COAXIAL(MD) | RCA |
入力インピーダンス | 75Ω |
フォーマット | IEC60958-3民生用規格準拠(S/PDIF) |
OPTICAL(MD) | TOS |
フォーマット | IEC60958-3民生用規格準拠(S/PDIF) |
デジタル出力 | |
COAXIAL(CD/MD) | RCA |
出力インピーダンス | 75Ω |
フォーマット | IEC60958-3民生用規格準拠(S/PDIF) |
OPTICAL(CD/MD) | TOS |
フォーマット | IEC60958-3民生用規格準拠(S/PDIF) |
KEYBOARD | ミニDIN 6pin(PS/2) |
電源 | AC100V、50-60Hz |
消費電力 | 23W |
外形寸法 | 483(幅)×94(高さ)×308(奥行き)mm |
質量 | 5.5kg |
性能 | |
CDプレーヤー | |
周波数特性 | 20~20kHz、±0.5dB(JEITA) |
S/N比 | 100dB以上(JEITA) |
ダイナミックレンジ | 100dB以上(JEITA) |
歪率 | 0.005%以下(JEITA) |
チャンネルセパレーション | 90dB以上(1kHz、JEITA) |
MDレコーダー | |
周波数特性 | 20Hz~20KHz、±0.5dB(JEITA) |
S/N比 | 98dB以上(再生時、JEITA)、95dB以上(録音時、JEITA) |
ダイナミックレンジ | 98dB以上(再生時、JEITA)、95dB以上(録音時、JEITA) |
歪率 | 0.005%以下(再生時、JEITA)、0.006%以下(録音時、JEITA) |
チャンネルセパレーション | 90dB以上(再生時、1kHz、JEITA)、83dB以上(録音時、1kHz、JEITA) |
コントロール端子仕様 | |
シリアルコントロール | CONTROL I/O(RS-232C) |
コネクター | D-Sub 9ピン・メス(#4-40インチネジ) ※詳細はRS-232Cプロトコルをご覧ください。 |
- 第三者の著作物は、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上権利者に無断で使用できません。装置の適正使用をお願いします。弊社では、お客様による権利侵害行為につき一切の責任を負担いたしません。
- RoHSに対応しています。
- 仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
インフォメーション
アップデートインフォメーション
旧製品MD-CD1およびMD-CD1MKIIをお使いのお客様へ
本ページに掲載されているファームウェアは、MD-CD1MKIII用となり、旧製品へは対応しておりません。
尚、旧製品に本ファームウェアを適用させますと、製品が機能しなくなる恐れがございますのでご注意下さい。
■ V1.08リリース
- 再生トラックをリモコンで選択し、本体のPLAYボタンを押すと正しく動作しない不具合を修正しました。
■ V1.07リリース
- プレイモードやオートキュー機能、オートレディ機能の組み合わせにより、トラックの切り換わり時など正しく動作しない不具合を修正しました。
- 動作の安定度が向上しました。
■ V1.06リリース
- MDのオートキュー機能がオンの状態で、MDをロード中もしくは“TOC Reading”中にREADYボタンを押すと、MDを再生してしまう現象を修正しました。
■ V1.04リリース
- MDで、シングル再生モードかつオートキュー機能がオンのとき、トラック選択していない停止状態からREADYボタンを押すと、再生してしまう不具合を修正しました。
■ V1.03リリース
- 誤動作を避ける為に、停止状態でのみ、プログラム削除を受け付けるよう修正しました。
- MDを取り出すとき、リピートの設定が解除されてしまうことがありましたので、修正しました。
- MDのオートキュー機能の精度が向上しました。
- 動作の安定度が向上しました。
■ V1.02リリース
- シンク録音機能が正しく動作しない場合がありましたので修正しました。
- オートレディ機能、オートキュー機能、プログラム再生機能を組み合わせた場合に誤ったトラックを再生する場合がありましたので修正しました。
- 動作の安定度が向上しました。
※アップデート方法は、リリースノートをご覧ください。
仕様書/外形図
DXF | 2011-04-15 | 1.0 MB |
---|---|---|
RS-232Cシリアルコントロールプロトコル | 2011-04-01 | 339.8 KB |
仕様書 | 2011-02-04 | 917.8 KB |
取扱説明書
取扱説明書 | 2022-03-23 | 1.4 MB |
---|
ドキュメント
リリースノート | 2014-06-09 | 212.8 KB |
---|---|---|
リリースノート | 2013-06-17 | 178.5 KB |
V1.06 リリースノート | 2012-12-03 | 176.9 KB |
V1.04リリースノート | 2012-06-12 | 204.2 KB |
V1.03リリースノート | 2012-01-11 | 201.6 KB |
V1.02 リリースノート | 2011-06-03 | 198.1 KB |
ファームウェア(本体)
V1.08 ファームウェア | 2014-06-09 | 330.8 KB |
---|---|---|
V1.07 ファームウェア | 2013-06-17 | 325.5 KB |
V1.06 ファームウェア | 2012-12-03 | 323.3 KB |
V1.04ファームウェア | 2012-06-12 | 323.2 KB |
V1.03ファームウェア | 2012-01-11 | 323.1 KB |
V1.02ファームウエア | 2011-06-03 | 327.9 KB |
FAQ
CDのレンズクリーニングについてはその効果が実証されていませんので、弊社ではお勧めしておりません。
お客様の自己判断によりクリーニングを行う場合は、できる限りピックアップレンズを傷付けないようなタイプをご選択ください。詳しくはCDレンズクリーナーのメーカーにお問い合せください。