DR-10SG
ショットガンマイク搭載カメラ用オーディオレコーダー
もっと手軽に、もっと高音質な動画撮影を。ショットガンマイク一体型カメラ用リニアPCMレコーダー。
メーカー希望小売価格 : オープンプライス
- 記録メディア : microSDカード(64MB~2GB)、microSDHCカード(4GB~32GB)
- 指向特性 : スーパーカーディオイド
- 電源 : 単4形電池1本 (アルカリ乾電池、ニッケル水素電池またはリチウム乾電池)、、パソコンからのUSBバスパワー
- 外形寸法 : 53(W) × 168.1(H) × 70.3(D) mm(突起部を含まず)
- ショットガン(スーパーカーディオイド)マイク搭載
- 録音場面に適した音色を選択できる4つのイコライザープリセット
- 入力レベルが大きすぎる場合に、その部分だけ適度なレベルに自動的に調節するリミッター機能
- 低域ノイズの低減に便利なローカットフィルター機能(カットオフ周波数120Hz)
- 異なるレベルで2系統の録音を同時に行うことができるデュアル録音機能
- 動画ファイルとの位置合わせに便利なスレートトーン機能
- カメラに音声を出力できる3.5mm(1/8")カメラアウト端子を装備(ヘッドホン端子と兼用)
- 電池が切れる前に収録中のデータ消失を回避する自動ファイルクローズ処理
- DR-10SG x 1
- アッテネートケーブル(カメラ入力用) x 1
- ウィンドスクリーン x 1
- ノイズアイソレーションアーム x 1
- ケーブルクリップ x 1
- 取扱説明書(保証書付き) x 1
自社設計の高性能ショットガンマイク搭載
『DR-10SG』はTASCAM自社設計のショットガンマイクを搭載しています。スーパーカーディオイドと呼ばれる鋭い指向性を持つこのマイクは、マイクが向いている方向の音を狭い範囲で集音することができ、周囲の音に紛れることなく狙った音を録音することが可能です。
カメラのアクセサリーシューに装着可能、高い機動性を実現
本体にシューアダプターを装備しており、カメラに『DR-10SG』を直接装着することが可能です。装着した状態でもファインダーを直接覗く動作の邪魔にならず、手持ちで撮影する際でもカメラ本来の機動性を損なうことなく収録ができます。
シーンに合わせて使い分けられる4つのEQプリセット搭載
収録するシーンに合わせて、適切な音質を選択することが可能です。『DR-10SG』は、以下の4つのプリセットを搭載しています。
NATURAL:自然な音質で収録できるフラットな特性
STANDARD:標準的なビデオカメラ用ショットガンマイクの特性
INTERVIEW:インタビューや会話シーンなどの音声収録に最適な特性
FIELD:屋外での自然音収録などに最適な特性
カメラ本体にもDR-10SGの音声を入力可能なCAMERA OUT端子搭載
DSLRカメラやビデオカメラに出力する端子を装備。カメラと接続することで、カメラに『DR-10SG』と同じ音声を録音することが可能です。カメラメーカーによって入力レベルが異なることを考慮し、出力ボリュームを調節できるようになっている他、カメラのマイク入力に接続して最適な音量が得られる専用のアッテネートケーブルが付属しています。 ※CAMERA OUT端子はヘッドホン端子と兼用
異なるレベルで2系統の同時録音を行うことができるデュアル録音機能
設定した録音レベルに対して、低いレベルの録音を同時に行うことが可能です。突発的に発生した大きい音による歪みなどに対してバックアップ録音が可能です。
フローティング構造、ノイズアイソレーションアームでハンドノイズやレンズの動作ノイズを低減
レコーダー部とシューマウント部の間にはフローティング構造を採用し、カメラ本体からの伝達ノイズや振動によるノイズを軽減します。加えて、カメラやレンズなどのノイズ源から距離を取ることで物理的にノイズを軽減するノイズアイソレーションアームが付属しています。オートフォーカスの駆動音が気になる場合はノイズアイソレーションアームを装着することで、ノイズを軽減することができます。
動画ファイルとの位置合わせを容易にするスレートトーン機能
収録後の編集段階で、動画ファイルと音声ファイルの位置合わせにおいて基準となるスレートトーンを発音することができるジェネレーターを内蔵。録音開始・終了時に自動で発音され、スレートトーンの音量はOFF/LOW/HIGHの3段階で調節が可能です。付属のアッテネートケーブルでカメラと接続することで、カメラ側にもスレートトーンが記録されます。
電池が切れる前に収録中のデータ消失を回避する自動ファイルクローズ処理
電池残量は視認性の良い有機ELディスプレーで確認が可能ですが、万が一収録中に電池が切れてしまっても収録されたデータは保存されるよう、電源が切れる前にファイルクローズ処理を自動で行います。
オートレベル機能やリミッター機能など、録音レベル設定によるトラブルを防止する機能を搭載
入力音が小さいときは大きく、大きいときは小さくなるように録音レベルを自動で調節するオートレベル機能や、突発的な過大入力による歪みを防ぐリミッター機能を搭載。一度限りの収録現場においても、録音レベル設定によるトラブルを防止します。
単4形電池1本で約8.5時間連続駆動(アルカリ乾電池使用時)
入手性の高い単4形アルカリ乾電池1本で、約8.5時間の連続駆動が可能です。アルカリ乾電池の他にもニッケル水素電池、リチウム乾電池に対応しています。
機能一覧
- ショットガン(スーパーカーディオイド)マイク搭載
- カメラのアクセサリーシューに取り付けができるシューアダプター(ISO/JIS規格準拠)を装備
- 記録メディアにmicroSD/microSDHCカードを採用
- 44.1k/48kHz、16/24bit Mono/PolyのリニアPCM(WAV形式/ BWFフォーマット)録音が可能
- 時計機能を内蔵、ファイルに時間情報の付加が可能で編集や検索に便利なBWFフォーマットに対応
- 録音場面に適した音色を選択できる4つのイコライザープリセット
- 入力レベルが大きすぎる場合に、その部分だけ適度なレベルに自動的に調節するリミッター機能
- 低域ノイズの低減に便利なローカットフィルター機能(カットオフ周波数120Hz)
- 異なるレベルで2系統の録音を同時に行うことができるデュアル録音機能
- 動画ファイルとの位置合わせに便利なスレートトーン機能
- カメラに音声を出力できる3.5mm(1/8")カメラアウト端子を装備(ヘッドホン端子と兼用)
- 電池が切れる前に収録中のデータ消失を回避する自動ファイルクローズ処理
- レンズの動作ノイズを低減するノイズアイソレーションアーム付属
- カメラへ接続する際に音声信号を適切なレベルに調整できるアッテネーターケーブル付属
- アッテネートケーブル、ヘッドホンケーブルを固定できるケーブルクリップ付属
- カメラ用三脚に取り付けが可能な三脚穴(ISO/JIS規格準拠)を装備
- 録音したファイルをその場で確認できる再生機能
- 録音を継続したまま、一定の録音時間長(15分)でファイルを更新できるタイムトラックインクリメント機能
- ファイル名の形式をユーザーワードまたは日付のどちらかに設定可能
- 単4形電池1本またはUSBバスパワーで駆動(アルカリ乾電池、ニッケル水素電池、リチウム乾電池)
- 日時情報保存用にリチウム二次電池搭載
- 広視野角/高視認性の96x16ドット有機ELディスプレーを搭載
- パソコンへのデータ転送を容易にするMicro-BタイプUSB 2.0端子を装備
V2.00の新機能
- MP3での録音に対応:128k/192k bpsより選択可能
- レベルメーター表示:インプットモニター時に加え、録音中、再生中にも表示を追加
- デュアルレコーティング機能のレベル選択を追加
- POLYファイルのデュアルレコーディングが可能
- トータルパフォーマンスの向上を実現
仕様説明
記録メディア | microSDカード(64MB~2GB)、microSDHCカード(4GB~32GB) |
録音再生フォーマット | |
V1.00 | |
WAV | 44.1k/48k Hz、16/24 bit mono/poly (BWF format) |
V2.00 | |
WAV | 44.1k/48k Hz、16/24 bit mono/poly (BWF format) |
MP3 | 44.1k/48kHz、24bit mono/poly |
録音 | 128k/192k bps |
再生 | 32k~320k bps |
アナログオーディオ入力 | |
マイク入力 | |
指向特性 | スーパーカーディオイド |
マイクゲイン | 0~+50dB (1dB step) |
アナログオーディオ出力 | |
CAMERA OUT/ PHONES (LINE OUT 1-8) |
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コネクター | 3.5mm(1/8”)ステレオミニジャック(音声出力は DUAL MONO出力) |
USB | |
コネクター | USB 2.0 Micro-Bタイプ |
フォーマット | USB2.0 HIGH SPEED マスストレージクラス |
電源 | 単4形電池1本 (アルカリ乾電池、ニッケル水素電池またはリチウム乾電池)、 パソコンからのUSBバスパワー |
消費電力 | 0.75W(最大時) |
電池持続時間 | WAV 24bit/48kHz 録音、ヘッドホン未接続、 リミッター:オフ、デュアル録音:オフ、ファイルタイプ:MONO ※電池持続時間は、お使いの記録メディアにより記載された値から変動することがあります。 |
アルカリ乾電池(EVOLTA) | 約8.5時間 |
ニッケル水素電池(eneloop) | 約7.5時間 |
リチウム乾電池(Energizer ULTIMATE LITHIUM) | 約15時間 |
外形寸法 | 53(W) × 168.1(H) × 70.3(D) mm(突起部を含まず) |
質量 | 110g (電池を含む)、98g (電池を含まず) |
動作温度 | 0˚C~40˚C |
付属品 | ウィンドスクリーン、ノイズアイソレーションアーム、アッテネートケーブル、ケーブルクリップ、取扱説明書(保証書付) |
性能 | |
周波数特性 | 50Hz~20kHz |
S/N比 | 78dB以上 (MICゲイン +30dB、A-weight) |
※RoHSに対応しています。
※仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
動作確認済みメディア・その他
動作確認済みメディアリストdr-10_tested_media_list.pdf 76.7 KB
インフォメーション
最新のバージョン情報 | |
ファームウェア | V2.00 |
- MP3形式での録音(再生)に対応しました。
新規メニューで設定できます。
10:MP3 MODE:OFF(初期値)/128/192OFF:録音オーディオファイルがWAV形式になります。※録音オーディオファイルがMP3形式の場合には、デュアル録音はできません(録音ファイルは1つのみ)。
128:録音オーディオファイルがMP3形式(128kbps)になります。
192:録音オーディオファイルがMP3形式(192kbps)になります。 - デュアル録音機能のレベル選択が可能になりました。
以下のメニューで設定できます。
09:DUAL REC:OFF(初期値)/-6/-12dBOFF:デュアル録音機能をオフします。
-6:入力レベルを-6dBしてデュアル録音されます。
-12dB:入力レベルを-12dBしてデュアル録音されます。 - 録音ファイルタイプ(POLY)選択時にデュアル録音機能が使用できるようになりました。
- 録音中および再生中 のレベルメーターが表示されるようになりました。
詳しくは、取扱説明書・追補版「ファームウェアV2.00の新機能」を参照ください。
仕様書/外形図
仕様書 | 2016-05-21 | 381.9 KB |
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取扱説明書
取扱説明書 | 2018-06-29 | 4.4 MB |
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取扱説明書・追補 V2.00 | 2018-06-13 | 391.9 KB |
ドキュメント
リリースノート | 2017-08-04 | 4.3 KB |
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ファームウェアアップデートマニュアル | 2017-07-07 | 112.0 KB |
ファームウェア(本体)
ファームウェア V2.00 | 2018-06-13 | 658.7 KB |
---|---|---|
V1.02 ファームウェア | 2017-08-04 | 268.6 KB |
動作確認済みメディア・その他
動作確認済みメディアリスト | 2023-12-27 | 76.7 KB |
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カタログ
TASCAM プロ・業務・PA機器総合カタログ 2024年7月 | 2024-04-12 | 26.8 MB |
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フィールド/ビデオサウンドレコーディング レコーダー・マイクカタログ 202301 | 2023-02-10 | 5.3 MB |
収録から動画との音合わせまでのフロー例 | 2017-02-10 | 5.1 MB |
FAQ
USBケーブルには給電のみを行うケーブル(充電専用)があります。
データ通信(またはデータ転送)可能な他のUSBケーブルでお試しください。
USB ケーブルの確認手順はこちらをクリック。
※電源アダプター『TASCAM PS-P520U』に付属しているMicro-USB、USB Type-Cケーブルは充電専用の為、データ転送にはお使いいただけません。
https://tascam.jp/jp/product/ps-p520u/top
その場合は、電波発信元より機器を離す、場所を変える等してください。
エラーメッセージの『System Err 50(システムエラー50)』 が出た場合は通常本体の電源を入れ直していただきますが、以下の方法で原因を確認できることがあります。※microSD カードも『SD カード』と称します。
1. レコーダー本体が故障しているかの確認
- 電源を切り SD カードを取り出します。
- 電源を入れて『System Err 50』が表示された場合は本体が故障している可能性があります。こちらから修理点検をお申し込みください。
2. SD カードの中でデータが散らばって(断片化)記録されているかの確認
- 電源を切り SD カードを3度ほど挿抜し、再度挿し込みます。
- 電源を入れて『System Err 50』が表示されたら、パソコンでSDカードをフルフォーマットしてください。
3. SD カードの劣化や、相性が合っていないかの確認
- パソコンでフルフォーマットした SD カードを挿して電源を入れても『System Err 50』が表示されたらSD カードを買い替えてください。
使用しているSDカードにファイルサイズが"0"の音楽ファイル(.wav)
が存在していると、このような症状になる場合があります。
パソコン等で使用するSDカード内にあるファイルサイズが"0"の音楽
ファイル(.wav)を削除してからご使用ください。
また、パソコン等からファイルサイズが"0"の音楽ファイル(.wav)を
使用するSDカードにはコピーしないようにしてください。
電池持続時間は、お使いの記録メディアにより変動することがあります。
ご使用のメディアで一度ご確認することをお勧めいたします。