CD-RW900SL
業務用 CD レコーダー
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ディスクを傷つけないエッジホールド・スロットインメカニズム採用
ラックマウントCDレコーダーの定番
メーカー希望小売価格:オープンプライス |
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『CD-RW900SL』は、24ビットA/D、D/Aコンバータを搭載し、アナログ入出力(RCAアンバランス)、COAXIALおよびOPTICALデジタル入出力を装備した業務用CDレコーダーです。スロットインタイプのCDメカを採用し、全曲/シングル/ランダム/プログラムの各種再生モードやリピート再生機能、タイマー再生機能のほか、オートキュー機能、オートレディ機能、シンク録音機能を装備するなど、レコーダーとしてだけでなく、プレーヤーとしての機能も豊富に備えています。
◆ 特長
- ■ディスクに傷がつきにくいエッジホールドスロットインメカ採用
- ディスクの淵(エッジ)を保持してディスクの挿入、排出を行うエッジホールドスロットインメカを採用しているため、ディスクの挿入および排出時にディスク表面に触れることがなく、従来のスロットインのようなローラーによって傷を付けることがありません。
- ■豊富な録音補助機能
- アナログ音源のデジタル化や、PA/SR現場でのホール録音、レコーディングスタジオでのマスターディスク制作など様々な用途に対応できるよう、豊富な録音補助機能を搭載しています。録音現場の要求に柔軟に対応することが可能です。
デジタル入力にサンプリングレートコンバーター搭載CD-Rなど記録メディアへの録音はオーディオCDと同等の44.1kHzでの録音となりますが、デジタル入力にサンプリングレートコンバーター(SRC)を搭載しているため、32~48kHzのデジタルオーディオ信号もそのまま接続し録音することが可能です。
音の始まりで自動的に録音を開始するシンク録音機能一定レベル以上の信号が入力されたときに自動的に録音が始まり、無音部分が検出されると自動的に録音を停止するシンク録音機能を搭載。ライブ録音などにおいて、シンク録音機能を有効にしておけば、PA/SR作業を止めることなくライブの録音を行うことが可能です。録音開始を判断するシンクレベルは、-72~-24dB(6dBステップ)の間で設定することが可能です。
録音レベル調整用のデジタルボリュームを搭載デジタルボリュームを搭載しているため、デジタル入力時においてもレベルの微調整が可能です。-∞、-54~+18dBの間で設定することが可能で、アナログ入力時も補正用ボリュームとして使用することができます。
- ■CDプレーヤーとしても活用できる多彩な再生機能
- CDレコーダーとしての使用はもちろん、再生用途にも活用できる多彩な再生機能を搭載しています。また、CD-DA(オーディオCD)だけでなく、MP3ファイルの書き込まれたCD-ROM/CD-R/CD-RWの再生にも対応しています。
オートキュー、オートレディ機能業務用プレーヤーでは定番のオートキュー/オートレディ機能を搭載しています。オートキューは、音の立ち上がりを自動検知し、その部分で一時停止します。演劇の音源再生や、BGMの頭出しに便利です。オートレディは、再生しているトラックの再生が終了すると次のトラックの頭で自動的に停止する機能で、CDのうち1曲しか使用しないような場合に、誤って次の曲が再生されてしまうことを防止できます。
+/-16%ピッチコントロール再生
4種類の再生モード(連続再生、シャッフル再生、プログラム再生、シングル再生)
リピート再生機能(全曲/シングル/プログラム/ランダム/A-B間) - ■アナログRCA入出力に加えCOAXIAL/OPTICAL入出力端子を装備
- 一般的な音響機器と接続できるアナログアンバランス(RCA)入出力端子だけでなく、デジタル入力端子を装備しているため、デジタル機器同士では劣化のないデジタル接続が可能です。加えて、デジタル出力も装備していますので、デジタルミキシングコンソールなどの音響機器にデジタル信号のまま出力することが可能です。
機能一覧 |
- ディスクに傷がつきにくいエッジホールドスロットインメカ採用
- 24ビットADDAコンバーター搭載
- デジタル入力にサンプリングレートコンバーター搭載
- CD-R、CD-R-DAおよびCD-RWメディアへの記録が可能
- High Speed CD-RWメディア対応
- CD-DA(オーディオCD)だけでなく、MP3ファイル(データCD)の再生が可能
- 音の始まりで自動的に録音を開始するシンク録音機能
- 録音レベル調整用のデジタルボリュームを搭載
- 設定された条件を満たした場合に自動でトラック更新を行うオートトラック機能
- 手動でトラック更新を行うマニュアルトラック更新機能
- 無音部分を作成(録音)できるレックミュート機能
- 最大録音トラック数の指定が可能(回数満了後は自動停止)
- フェードイン/フェードアウト録音機能(OFF、1~30秒、1秒ステップ)
- 指定したトラックやディスクのイレース機能(CD-RWのみ)
- ファイナライズ後のディスクに再び録音できるアンファイナライズ機能(CD-RWのみ)
- ディスクタイトルおよびトラックタイトル入力機能
- PS/2キーボード(別売)によるコントロールやタイトル入力が可能
- トラックの音の立ち上がりをサーチして一時停止するオートキュー機能
- トラックの再生後に次のトラックの頭で一時停止するオートレディ機能
- 4種類の再生モード(連続再生、ランダム再生、プログラム再生、シングル再生)
- リピート再生機能(全曲/シングル/プログラム/ランダム/A-B間)
- トラック経過時間、トラック残時間、ディスク残時間を切り換えて表示が可能(オーディオCD)
- +/-16%ピッチコントロール再生
- キーコントロール再生機能(+/-6半音、半音ステップ、オーディオCDのみ)
- キーコントロール機能とピッチコントロール機能の併用でスピードのみ可変可能
- 電源投入で自動的に再生するパワーオンプレイ機能
- RCAアナログアンバランス入出力
- COAXIAL デジタル入出力(IEC60958-3、S/P DIF)
- OPTICAL デジタル入出力(IEC60958-3、S/P DIF)
- 2U、EIAラックマウントサイズ
- 数字ボタンを装備したワイヤレスリモコンを付属
- ヘッドホンによるモニターが可能
- RoHS対応製品
仕様説明
定格 | |
使用ディスク | CD/CD-R/CD-R-DA/CD-RW/CD-RW-DA(CD-RWはHigh Speed CD-RW対応) |
録音フォーマット | |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
量子化ビット数 | 16bit |
チャンネル数 | 2チャンネル |
アナログ入力 | |
アンバランス入力 | RCAピンジャック |
規定入力レベル | -10dBV |
最大入力レベル | -19dBV以上 |
入力インピーダンス | 22kΩ +/-10% |
アナログ出力 | |
アンバランス出力 | RCAピンジャック |
規定出力レベル | -10dBV +/-2dB |
最大出力レベル | +6dBV +/-2dB |
出力インピーダンス | 600Ω +/-10% |
デジタル入力 | |
COAXIAL | |
コネクター | RCAピンジャック |
フォーマット | IEC60958-3 (S/PDIF) |
OPTICAL | |
コネクター | TOSLINK |
フォーマット | IEC60958-3 (S/PDIF) |
デジタル出力 | |
COAXIAL | |
コネクター | RCAピンジャック |
フォーマット | IEC60958-3 (S/PDIF) |
OPTICAL | |
コネクター | TOSLINK |
フォーマット | IEC60958-3 (S/PDIF) |
ヘッドホン出力 | |
コネクター | 6.3mm(1/4")ステレオ標準ジャック |
出力レベル | 20mW+20mW以上(32Ω負荷時) |
KEYBOARD | Mini DIN 6ピン(PS/2) |
電源 | AC100V、50/60Hz |
消費電力 | 12W |
外形寸法 | 482.6(幅)×94(高さ)×307.6(奥行き)mm |
質量 | 4.5kg |
付属品 | 電源コード、ワイヤレスリモコン(RC-RW900SL)、動作確認用単4形電池、ラックマウントビスキット、保証書、取扱説明書 |
性能 | |
周波数特性 | 20Hz~20kHz +/-0.8dB(再生時) 20Hz~20kHz +/-1.0dB(記録時) |
S/N比 | 95dB以上(再生時) 90dB以上(記録時) |
ダイナミックレンジ | 95dB以上(再生時) 90dB以上(記録時) |
歪率 | 0.006%以下(再生時) 0.008%以下(記録時) |
チャンネルセパレーション | 90dB以上(再生時:1kHz) 80dB以上(記録時:1kHz) |
- 第三者の著作物は、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上権利者に無断で使用できません。装置の適正使用をお願いします。弊社では、お客様による権利侵害行為につき一切の責任を負担いたしません。
- RoHSに対応しています。
- 仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
仕様書/外形図
DXF | 2007-08-01 | 3.6 MB |
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取扱説明書
クイックスタートガイド | 2010-09-14 | 504.0 KB |
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取扱説明書 | 2010-09-14 | 1.8 MB |
ドキュメント
FAQ
アナログ入力時のオートトラック機能は、S_SVL(サウンドレベル)で設定した値をスレッショルドレベル(しきい値)として、入力の音楽信号がこの値より低い状態が2秒以上続いた場合に、装置が『曲が終了した』と判断し、次の曲の始まりでトラック番号を更新します。このため、クラッシックなどで楽章の途中に数秒間音が無くなる場合や、非常に小さい音が続く場合は装置が無音状態で曲が切り替わったと判断し、曲の途中でもトラック番号が更新されることがあります。
逆にライブ録音で曲が終了しても拍手やMCが続く場合などは、曲の切り替わりを検知できないため、オートトラック機能でトラック番号が更新されない可能性があります。
また、元のソース(音源)が、レコードやテープの場合は曲間の無音部分に傷やホコリによる”プチッ”といったノイズを音として判断したり、テープのヒスノイズのレベルが上記のS_LVL設定値を上回っている場合、常に音が出ていると判断して同様にオートトラック機能が働かない可能性があります。
オートトラック機能を正しく機能させるためには、上記のS_LVLと録音レベルの設定が非常に重要になります。一般的にレコードやテープ等のアナログ音源の録音をする場合は、S_LVLは高めの値に設定し、CD等のノイズが少ない音源を録音する場合はS_LVLの値を低めに設定することで、ポップスや歌謡曲など曲間が空いた音楽ソースは意図した場所でトラック更新を動作させることができます。 加えて録音レベルもレベルオーバーしない範囲でできるだけ高めに設定していただくことで、オートトラック機能も正しく働くようになります。 具体的な設定につきましては取扱説明書をご参照ください。
<実際の曲数より曲番が少なくなる場合>
S_LVLの設定が低すぎるため、本来の切り替え箇所を検知できてない可能性があります。この場合は、S_LVLを1~3段高めの設定に変更してお試しください。 これでも正しくトラック番号が更新できない場合は、マニュアルトラック(手動での曲番付)設定をお試しください。
<実際の曲数より曲番が多くなる場合>
S_LVLの設定が高すぎるため、本来の切り替えたい箇所以外の部分でトラック番号が更新されている可能性があります。 この場合は、S_LVLを1~3段低めの設定に変更してお試しください。 また、録音レベルが低い場合も曲番が多く付いてしまう原因になりますので、ご注意ください。 これでも正しくトラック番号が更新できない場合は、マニュアルトラック(手動での曲番付)設定をお試しください。
録音中に曲間や楽章の切り替わりなど任意の場所で、本体もしくはリモコンの「RECORD」ボタンを押すことで、録音を中断せず継続しながらトラック番号を手動で更新することが可能です。 オートトラックが正しく動作しないクラッシックタイトルやライブ盤などに有効です。
はい対応しています。スロットのセンター位置に挿入(トレー式の場合はセット)してください。
CD-R や CD-RW に録音したディスクを他の機器で再生させるためには、録音終了後に「ファイナライズ」を行う必要があります。ご利用されている機器で「ファイナライズ」を行ってください。
尚、「ファイナライズ」を行うと、そのディスクには追記できなくなりますので、全ての録音が終了した後に行ってください。
※CD-RW ディスク等は、再生プレーヤーが対応していない場合が多々ありますので再生プレーヤーの仕様をご確認ください。
CDのレンズクリーニングについてはその効果が実証されていませんので、弊社ではお勧めしておりません。
お客様の自己判断によりクリーニングを行う場合は、できる限りピックアップレンズを傷付けないようなタイプをご選択ください。詳しくはCDレンズクリーナーのメーカーにお問い合せください。
アナログ入力でA_TRKをLevelで設定する場合は、録音ソースに合わせてLevelを設定してください。
トラックが付きにくい場合は、-42dB -36dB等、高いレベルに設定してお試しください。トラックが多くついてしまう場合は、-66dB -72dB等、低いレベルに設定してお試しください。
※オートトラック機能は、曲間の無信号部分のレベル、長さ、を感知してトラックを自動で付けていく機能となっております。
そのため曲間の無信号部分の長さが短かったり、曲間のノイズレベル(S/N)が悪かったり等、録音するソースにより、必ずしも正確にトラックを付ける
ことはできません。確実にトラックを付けるためには、マニュアル操作でご使用ください。
テレビのデジタル出力がPCM 2ch(S/PDIF)で出力されていることをご確認ください。
ディスクを読み込む時に多少「チーチー」「チュルチュル」「カッカッ」という様なメカ音がしますが、これはレーザーでディスクのすべての情報を読み取っているためです。
故障ではございませんのでご安心してご利用ください。
本製品は、業務用記録装置として設計されておりますので、データ用CD-R/RWはお使いいただけます。
お客様の責任と負担にて、著作権者の適正な許諾を受けてください。
私的録音をされる場合は、民生用機器をご使用ください。
ラックマントイヤーは両側のネジ外すことで取り外すことは可能ですが、外したネジを本体に戻すとアングルの厚み分ネジが奥まで入ってしまい、内部の部品を傷つける可能性があります。外したネジを本体に戻す場合には、アングルの厚み分のスペーサーを入れてください。
※または、機器に合わせて、3×6mm等の短いネジを使用してください。
CD-Rに記録されたCDについては、記録状態によっては正常に再生できない場合がございます。
複数枚(いろいろな機器で作成されたディスク)のディスクでお試しいただき改善されないようであれば
機器側に問題がある可能性があります。
弊社担当部門まで点検をご依頼いただきますようお願い申し上げます。