X-48
デジタルオーディオワークステーション
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後継機 DA-6400 をご確認ください。
ライブ録音、アミューズメント音楽再生で活躍する
業務用48TR HDD搭載 デジタルオーディオワークステーション
X-48は、48トラック・ハードディスクレコーダーと48チャンネル/12ステレオグループ/6 AUX/1ステレオマスターのデジタルミキサーが融合した、スタンドアローンの48トラック・デジタルオーディオワークステーションです。サンプリング周波数96kHzまで、変わらないパフォーマンスを発揮し、ライブレコーディングからポストプロダクションまで対応する、新時代のデジタル・オーディオワークステーションです。
■ V2.02 リリース
- 32ビット浮動小数点のオーディオ・ファイルをインポート/エキスポートできなかった不具合を修正しました。
- Tape mode時のConsolidateが正常に行われない問題を解決しました。
- Repeatdly設定時のundo動作を安定させました。
- 複数トラックを選んでからwavファイルをインポートするとエラーが出る問題を修正しました。
- 前面パネルからのクイック・フォーマット操作が正常に行われなかったので修正しました。
- "Send AUX Returns"の送りが左チャンネルのみだった問題を修正しました。
- 録音中に矢印ボタン(▲/▼)を押すと録音状態が不安定になる場合がありましたがこれを修正しました。
- 48048Hzのプロジェクトを作成し、再起動するとプロジェクトが復帰できなくなる問題を修正しました。
- X-48で録音されたwavファイルにBWAVメタデータが含まれていなかった問題を修正しました。
- その他、システム全体の安定性を向上させました。
★ アップデートインフォメーションは こちら
◆ 特長
▼ ハードディスク・マルチトラックレコーダー
- 48トラック・ハードディスクレコーダー
- 本体にトランスポートキーやメーターを装備し、本体操作によるMTRコントロールが可能
- 80GB HDD内蔵
- FireWire接続の外付けHDDへの録音可能
- 内蔵HDDディスクフォーマット:NTFS
- 音声ファイルフォーマット:BWF(Broadcast Wave Format)
- スタンドアローン(非同期)動作、タイムコード同期、シアタープレイ(*1)の各動作モード
- GUIを利用したトラック編集(CUT、COPY、PASTE、UNDO/REDO)
- 200レベルのUNDOおよび編集ヒストリ・リストによるUNDOが可能
- 非リアルタイムのタイムコンプレッション編集が可能
- サンプリング周波数:44.1k/48k/88.2k/96kHz 及び各周波数のプルアップ、プルダウンに対応
- ±6%ピッチコントロール再生
- タイムコード同期対応(LTC、MTC)
- LTCタイムコード同期はプルアップ/プルダウン・レートに対応
- タイムコード同期においてビデオフレームエッジに同期させるビデオリゾルブ対応
▼ デジタルミキサー
- 48チャンネル/12ステレオグループ/6 AUX/1ステレオマスターのデジタルミキサー
- デジタルミキサーはプレイバック時のミックスダウンミキサーとして使用可能
- 各チャンネル及びグループに、ダイナミクス、4バンドEQおよび6 AUX SENDを搭載
- ボリュームカーブの書き込みによる48チャンネル・ボリューム・オートメーションが可能
- 内部32ビット浮動小数点処理
▼一般
- 外付けディスプレー、キーボード、マウスを接続してのグラフィカル・ユーザー・インターフェースによる操作
- 6系統のTDIFデジタル入出力(48入出力、FS 96kHz対応)
- 2基の24チャンネル・オーディオ入出力オプションカードスロット(アナログ、AES/EBU、ADAT)
- 1系統のCOAXIALステレオ・デジタル入出力(S/PDIF)
- クロックソース:Internal、WORD、S/PDIF、TDIF、SLOT 1、SLOT 2
- WORD SYNC IN/OUT/THRU
- WORD SYNC INはハイサンプリング周波数クロックとベースクロック(ノーマルサンプリング周波数)に対応
- VIDEO IN/THRU(ビデオリゾルブ、NTSC/PAL BBおよびHDTV 3値1080p)
- TRSバランスLTC入出力
- MIDI IN、MIDI OUT
- RS-422 9ピンによるマシンコントロールが可能
- オーディオデータおよびEDLデータのインポート/エクスポート
- バックアップ用DVDマルチドライブ搭載
- IEEE1394端子またはUSB端子に外部HDDを接続して、プロジェクトのコピーが可能
- Ethernet経由でホストコンピュータとのデータ転送(1000BASE-TX対応)
- シアタープレイ(*1)プレイトリガー用フットスイッチ端子
- 4Uラックマウントサイズ
*1)シアタープレイ
再生をしたい箇所のスタートポイントとエンドポイントをMarkerとして登録し、複数のMarkerを順次再生するプレイモード。シアタープレイを行う と最初のMarkerのスタートポイントから再生が始まり、エンドポイントに到達すると再生が自動的に停止します。ここで次のMarkerのスタートポイ ントで待機します。
※画像のディスプレー、キーボードは商品に付属しません。
▼ 録音時間
サンプリング周波数 | 量子化ビット数 | 内蔵HDDデータボリューム 66GB | 外付け100GBあたり | ||
48トラック | 24トラック | 48トラック | 24トラック | ||
44.1kHz | 16bit | 4h19m | 8h39m | 6h33m | 13h07m |
24bit | 2h53m | 5h46m | 4h22m | 8h44m | |
32bitフローティング | 2h09m | 4h19m | 3h16m | 6h33m | |
48kHz | 16bit | 3h58m | 7h57m | 6h01m | 12h03m |
24bit | 2h39m | 5h18m | 4h01m | 8h02m | |
32bitフローティング | 1h59m | 3h58m | 3h00m | 6h01m | |
88.2kHz | 16bit | 2h09m | 4h19m | 3h16m | 6h33m |
24bit | 1h26m | 2h53m | 2h11m | 4h22m | |
32bitフローティング | 1h04m | 2h09m | 1h38m | 3h16m | |
96kHz | 16bit | 1h59m | 3h58m | 3h00m | 6h01m |
24bit | 1h19m | 2h39m | 2h00m | 4h01m | |
32bitフローティング | 0h59m | 1h59m | 1h30m | 3h00m |
※ 録音時間は目安です。有効なデータ領域サイズ、プロジェクト数などにより変わります。
※ 内蔵HDDデータボリュームは、内蔵HDDのうちシステムボリュームを除く領域です。
◆ オプション
24ch アナログ 入出力カード(96kHz対応)、1枚 | ||
24ch AES/EBU 入出力カード(96kHz対応)、1枚 | ||
24ch ADAT 入出力カード、1枚 |
※48入出力とするためには2枚必要です。
仕様説明
定格 | |
記録メディア | :内蔵ハードディスクドライブ(80GB) |
:外付けFireWire接続ハードディスクドライブ | |
ディスクフォーマット | :NTFS |
音声ファイルフォーマット | :BWF(Broadcast Wave Format) |
録音/再生チャンネル数 | :48 |
量子化ビット数 | :16ビット、24ビット、32ビットフローティング |
サンプリング周波数 | :44.1kHz/48kHz/88.2kHz/96kHz |
:(±0.1%/±4%プルアップ/プルダウン対応) | |
ワードクロック・リファレンス | :Internal、WORD、Slot 1、Slot 2、S/PDIF、TDIF Port 1 |
タイムコード・フレーム | : 23.976/24/24.975/25/29.97DF/29.97NDF/30DF/30NDF |
TDIF入出力 | :D-sub25ピン(8CH)×6 |
フォーマット
|
:TDIF |
:44.1/48kHz(ノーマル) | |
:88.2/96kHz(ダブルスピードまたはデュアルライン) | |
ワード長
|
:24ビット |
S/PDIF入力 | :RCAピンジャック |
フォーマット
|
:IEC60958プロユース/コンシューマユース自動検出 |
:44.1/48kHz(ノーマル)、88.2/96kHz(ダブルスピード) | |
ワード長
|
:24ビット |
サンプリングレートコンバーター | :ON/OFF可 |
S/PDIF出力 | :RCAピンジャック |
フォーマット
|
:IEC60958プロユース/コンシューマユース切り換え |
: 44.1/48kHz(ノーマル)、88.2/96kHz(ダブルスピード) | |
ワード長
|
:24ビット |
アナログ入出力(IF-AN24Xオプション) | |
バランス入力 | :D-sub25ピン(8CH)×3 (1枚) |
規定入力レベル
|
:+6dBu(Max +15dBu時)、+4dBu(その他) |
最大入力レベル
|
:+15dBu/+18dBu/+20dBu/+22dBu/+24dBu |
入力インピーダンス
|
:20kΩ |
バランス出力 | :D-sub25ピン(8CH)×3 (1枚) |
規定出力レベル
|
:+6dBu(Max +15dBu時)、+4dBu(その他) |
最大出力レベル
|
:+15dBu/+18dBu/+20dBu/+22dBu/+24dBu |
出力インピーダンス
|
:200Ω |
サンプリング周波数 | :44.1/48/88.2/96kHz |
AES/EBUデジタル入出力(IF-AE24Xオプション) | |
AES/EBU入出力 | :D-sub25ピン(8CH)×3 (1枚) |
フォーマット
|
:IEC60958プロユース |
:44.1/48kHz(ノーマル) | |
:88.2/96kHz(ダブルスピード) | |
ワード長
|
:24ビット |
サンプリングレートコンバーター
|
:ON/OFF可(入力) |
ADATデジタル入出力(IF-AD24オプション) | |
ADAT入力 | :OPTICAL(8CH)×3 (1枚) |
フォーマット
|
:ADAT |
:44.1/48kHz(ノーマル) | |
ワード長
|
:24ビット |
ADAT出力 | :OPTICAL(8CH)×3 (1枚) |
フォーマット
|
:ADAT |
:44.1/48kHz(ノーマル) | |
ワード長
|
:24ビット |
TIMECODE IN/OUT | :TRSバランス(チップ:HOT、リング:COLD、スリーブ:GND) |
WORD SYNC IN/OUT/THRU | :BNC |
VIDEO IN/THRU | :BNC |
MIDI IN/OUT | :DIN5ピン |
REMOTE | :D-sub9ピン(RS-422) |
FOOT SW | :ホンジャック(スイッチ極性自動検出) |
VGA | :D-sub15ピン・シュリンク |
KEYBOARD | :PS/2ミニDIN |
MOUSE | :PS/2ミニDIN |
USB | :タイプAコネクター×4 |
フォーマット
|
:USB 2.0/USB 1.1 |
FireWire | :IEEE1394 6ピン×2 |
フォーマット
|
:IEEE1394-A |
Ethernet | :RJ-45×2 |
フォーマット
|
:1000BASE-TX対応×1、100BASE-TX対応×1 |
電源 | : AC100~240V、50-60Hz |
消費電力 | :150W |
外形寸法 | : 483(幅)×184(高さ)×439(奥行き)mm |
質量 | :13.7kg |
- 仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
インフォメーション
アップデートインフォメーション
■ V2.02 リリース
- 32ビット浮動小数点のオーディオ・ファイルをインポート/エキスポートできなかった不具合を修正しました。
- Tape mode時のConsolidateが正常に行われない問題を解決しました。
- Repeatdly設定時のundo動作を安定させました。
- 複数トラックを選んでからwavファイルをインポートするとエラーが出る問題を修正しました。
- 前面パネルからのクイック・フォーマット操作が正常に行われなかったので修正しました。
- "Send AUX Returns"の送りが左チャンネルのみだった問題を修正しました。
- 録音中に矢印ボタン(▲/▼)を押すと録音状態が不安定になる場合がありましたがこれを修正しました。
- 48048Hzのプロジェクトを作成し、再起動するとプロジェクトが復帰できなくなる問題を修正しました。
- X-48で録音されたwavファイルにBWAVメタデータが含まれていなかった問題を修正しました。
- その他、システム全体の安定性を向上させました。
取扱説明書
取扱説明書 - 追補 | 2010-09-16 | 171.8 KB |
---|---|---|
クイックスタートガイド | 2010-09-16 | 252.7 KB |
取扱説明書 | 2010-09-16 | 973.7 KB |
ドキュメント
DXF | 2010-09-16 | 30.2 KB |
---|---|---|
カタログ | 2010-09-16 | 587.6 KB |
X-48ファームウェアのアップデート方法 | 2010-09-16 | 131.5 KB |
X-48、X-48MKIIのリストア方法 | 2010-09-16 | 117.1 KB |
詳細資料 | 2010-09-16 | 2.4 MB |
仕様書 | 2010-09-16 | 838.8 KB |
ファームウェア(本体)
V2.02 ファームウェア | 2013-03-29 | 12.1 MB |
---|---|---|
V2.02 リリースノート | 2013-03-29 | 205.7 KB |
FAQ
特にFirewireのハブを使用した場合、外付けハードディスクを正しく認識しないことがございます。Windowsのアップデートパッチ“XP-KB904412-v2-x86-ENU.exe”をインストールすことによって改善される場合がございます。詳細は下記URLをご覧ください。
http://support.microsoft.com/kb/904412
※ダウンロードしたファイルをUSBメモリやCD-Rなどコピーし、X-48の“Launch External Application"からインストールが可能です。
IF-AE24Xの入力端子(D-sub)が未接続の状態では、IF-AE24Xのチャンネルにノイズが乗る場合がありますので、全ての入力端子をミキサー等に接続してください。接続できないチャンネルにつきましてはご使用しないようお願いいたします。なお、接続されているチャンネルについてはノイズの問題はございません。
Mac OS X 10.5 コンピュータをX-48 とネットワーク接続する設定の方法:
1. アップルメニューの「システム環境設定...」項目をクリックし、「ネットワーク」をクリックします。
2. ネットワーク画面に切り換わりますので、画面左側より、「Ethernet」を選択します。
3. 画面右側の「構成」より、手入力を選択します。
4. IP アドレスを任意のもの"例:192.168.1.2"(X-48 のIP アドレスと異なります)に設定します。IP アドレスがすでにネットワーク上で使用されている場合、最後桁を違う数字に設定してください。
5. サブネットマスクを"255.255.255.0"に設定します。
6. ルータ、DNS サーバおよび検索ドメインは空白のままにします。もしくは、お使いの環境で必要な項目は入力してください。
7. 今すぐ適用をクリックし、システム環境設定の「すべてを表示」をクリックします。
8.次に「共有」をクリックし、「ファイル共有」にチェックをいれ、「オプション」をクリックします。
9.「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」にチェックをいれ「完了」をクリックします。システム環境設定は閉じてください。
10. Finderメニューの「移動」より「サーバへ接続」をクリックします。サーバーアドレスに「smb://192.168.1.*」のようにX-48のアドレスを入力し、「接続」をクリックします。
11.ユーザー名とパスワードを入力するプロンプトが表示されます。
12.名前を"administrator"、パスワードを"admin"に設定します。
13.マウントしたいドライブを選ぶよう、メッセージが表示されます。選択肢は"X48 Data Drive"のみです。OK をクリックします。
14."X48 Data Drive"をダブルクリックすると、内容が表示されます。
15..'Xprojects' をダブルクリックすると、X-48 の各プロジェクトのディレクトリが表示されますので、希望のファイル操作を行ってください。
お持ちのワイドディスプレーを接続して、正しいワイド対応の解像度が表示されない場合は下記のサイトよりグラフィックドライバー“win2k_xp1417.exe”をダウンロード・インストールしてください。
http://downloadcenter.intel.com/detail_desc.aspx?lang=eng&DwnldID=9498
※ダウンロードしたファイルをUSBメモリやCD-Rなどコピーし、X-48の“Launch External Application"からインストールが可能です。
電源のOFF/ONをお試しいただき改善されないようであれば、付属のリストアーディスクを使用してOSのリストアーをお試しください。
リストアー方法 http://tascam.jp/product/x-48/downloads/