スピーカースタンドやカメラ用三脚と同様の三脚型構造を採用することで高い安定性を実現。加えて三脚型構造によって、ベース部分に空間があるため、ドラムのシンバルスタンドやケーブル、他のマイクスタンドなど併称する際もTM-AM3を設置することが可能です。

レコーディング用のコンデンサーマイクなど大型のマイクをマイクスタンドに取り付けた場合は、マイクの重量によって使用中にマイクの位置が変わってしまうことがあります。TM-AM3では、重量バランスを取ることでセカンドブームを動きにくくするカウンターウェイトを装備しています。

マイクに付属するマイクホルダーは、メーカーによってネジ径が異なっています。多くのマイクホルダーでは3/8"(AKG規格)もしくは5/8"(SHURE規格)が採用されており、付属するアダプターを使うことでどちらのネジ径にも対応することができます。

センターシャフトに接続されるセカンドブームも伸縮構造を採用。調整範囲は58cm～90cmとなっており、短い状態でも使用でき、ボーカルブースなどの狭い場所でもマイクスタンドによってブースが占有されることを防ぎます。

※セカンドブームを伸ばして使用する場合は、カウンターウェイトの効果を最大限に発揮するため、セカンドブームの末端側の長さができるだけ長くなるように調整してください。

メインポールは高さ調整が可能で、低い位置から高い位置まで自由な設置を行うことができます。十分な調整範囲を持っており、ボーカルレコーディングだけでなくオーバヘッドマイキングなど様々なレコーディングに使用することができます。