iM2W
iPhone用ステレオコンデンサーマイク
『iM2』はiPhoneのドックコネクターに接続して使用できるステレオコンデンサーマイクです。ドックコネクターに『iM2』を接続するだけでステレオ高音質録音を実現します。本体重量30gと軽量かつポケットにしまえるコンパクトサイズで、いつでもバッグにしのばせて録りたい時にすぐ高音質録音をすることができます。
この製品は生産完了になりました。
180度回転するvari-angle機構で用途に合わせた自由なマイキングが可能
マイクにはリニアPCMレコーダーDR-07MKIIと同等の単一指向性ステレオコンデンサーマイクを採用し、マイクが180度回転するvari-angle機構(特許出願済)を採用。
iPhoneをステージに向けてのコンサート録音から自分側にマイクを倒してのメモ録り、画面を見て操作しながらの録音など用途に合わせたセッティングができるため、様々なシチュエーションで活用できます。
録音レベルはダイヤルで無段階に調節可能。更に耐音圧125dB SPLを実現。
この音圧は、一般的な映画館の最大音圧(105dB SPL程度)の約10倍にあたり、ライブ録音や鉄道、蒸気機関車など大音量の録音でも安心して使うことができます。
本体に搭載されたA/Dコンバーターでステレオ音声をiPhoneへデジタル伝送
マイクも含めた回路設計にも業務用録音機器で培った技術を惜しみなく投入し、S/N比95dB以上、20~20kHzの広い周波数特性を実現。
また、本体にA/Dコンバーターを搭載しているためiPhoneとはデジタル接続。高音質マイクの音声を劣化させることなくiPhoneへ送ります。
iOS標準搭載のカメラアプリで高音質ビデオ撮影が可能
マイク入力に対応したアプリケーションのほとんどで使用することができ、iOS標準搭載のカメラアプリで使用すれば高音質動画の撮影が可能です。
※ 文中ではiPhoneとなっておりますが、iPad、iPodを含むiOSデバイスに対応しています。
※ iPod touchでの使用時は、iPod touchのイヤホンジャックを使うことができません。
※ iM2での録音時は、電話着信による録音への影響を避けるため機内モードにしてご使用ください。
※ 4極のイヤホンマイク(iPhone付属のイヤホンマイクを含む)を使用すると、イヤホンマイクが優先されiM2が使用できません。
※ FAQSに記載されている注意事項もご確認ください。
※ 本機にはiPhoneは付属しません。
用途にあわせて選べるマイクセッティング
単一音源の収録に適したX-Y方式のiM2WX
広がりのある音が得られるA-B方式のiM2W
DR-07MKIIと同等クオリティの単一指向性ステレオコンデンサーマイクを搭載
音圧125dB SPLの大音量を確実に捉える耐高音圧設計で大音量のバンド録音にも安心
自分録り、ステージ撮影、インタビューも自由自在の180度回転vari-angleマイク機構
A/Dコンバーター搭載、ステレオ音声をiPhoneへデジタル伝送
30gの軽量設計、ポケットに入るコンパクトサイズ
iPhoneからの電力で駆動するため本体バッテリーが不要
※mini-USB経由で充電される際は、iOSデバイス用にApple社の純正専用充電器をお使いいただくとともに、mini-USBケーブルを別途お買い求めください。
機能一覧
- 単一指向性ステレオコンデンサーマイク搭載
- 音圧125dB SPL耐高音圧設計
- マイクが180度回転するvari-angle機構(特許出願済)
- アナログリミッター搭載
- A/Dコンバーターを本体に搭載
- 16bit/44.1kHzフォーマットでの録音(iOSに依存)
- ドックコネクター接続
- ステレオ録音アプリに対応
- 30gの軽量設計
- iPhoneの電力で駆動(電池不要)
- mini-USBコネクター経由でiM2を接続したままiPhoneの充電が可能
仕様説明
iM2 | iM2X | |
定格 | ||
内蔵マイク | 単一指向性、ステレオ、A-B方式 | 単一指向性、ステレオ、X-Y方式 |
最大耐入力音圧 | 125dB SPL | |
USB | Mini-Bタイプ | |
電源 | iOSデバイスから供給 | |
消費電力 | 90mW | |
外形寸法 | 58.6(幅) x 56.8(高さ) x 19.0(奥行き) mm | 57.0(幅) x 58.6(高さ) x 19.0(奥行き) mm |
質量 | 30g |
性能 | |
周波数特性 | 10Hz~20kHz |
S/N比 | 95dB以上 |
歪率 | 0.01%以下 |
※RoHSに対応しています。
※仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
ドキュメント
仕様書 | 2012-08-21 | 169.8 KB |
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FAQ
TASCAM PCM Recorderを閉じた状態にしてからiM2を取り外してください。
アプリを閉じた直後は、iOSデバイスの画面の上部に[PCM Recorder]が数秒間表示されますが、その表示が消えてからiM2を取り外してください。(この表示はアプリが動作中であることを意味します。)
TASCAM PCM Recorder mkII の対応OSは、iOS 8までとなっております。
そのため、現在はAppStoreからのダウンロードはできません。
※TASCAM PCM Recorder mkII は、iTunesにダウンロード済であればiOS 8でのご利用が可能です。
iOSデバイスのコネクターに外部機器が接続されているときには、アプリ「TASCAM PCM Recorder」のspeakerボタンは無効になります。(詳しくはTASCAM PCM Recorderの取扱説明書6ページをご覧ください。)
iPhone付属および市販のイヤホンマイク(4極プラグ)を接続している場合、iOSの仕様によりイヤホンマイク側のマイクが優先的に使用されます。iM2接続時にイヤホンを使用する場合は、必ずマイクがついていないイヤホン(3極プラグ)をお使いください。
アプリによって、自動認識されるものと自動認識されないものがあります。
認識されない場合は、以下の手順をお試しください。
・iM2をドック接続した状態で、iM2の青色LED点灯を確認した後にアプリを起動する。
・ヘッドホンジャックに挿入されているヘッドホンのプラグを抜き差しする。
iOSはヘッドホンの抜き差しで入力を切り換えているため、抜き差しによって正常に認識されます。
・アプリが外部入力に対応しているか、ご確認ください。
アプリによりましては外部入力に対応していないものもあります。対応していないアプリの場合は入力できません。
以下のような場合には iOSの仕様により録音が停止します。
・ヘッドホンプラグを抜き差しする
・電話対応をする
録音ミスを防ぐためにも、iM2 iM2W iM2X iXJ2 の使用時にはヘッドホンプラグを抜き差しせずに、機内モード(Airplaneモード)でお使いください。
まず最初にiM2 iM2W iM2X iXJ2の横側にあるダイヤル「入力レベル」のボリュームを最大に設定してください。その後iOSデバイスのアプリ側で録音ボリュームを調整してください。もしも音が大きすぎて割れてしまうような場合は、iM2側の入力レベルを下げて調整してください。
また、上手に録音するためには、録音前には必ず試し録りを行い、録音レベルを調整するよう心がけてください。
iM2 iM2W iM2X iXJ2をiPhone 4Sに接続した場合、3G及びWi-Fiを含むネットワーク接続が遮断され圏外表示となってしまう症状が確認されており、この際、常にネットワークを検索してしまうために電池の消耗が早くなる場合がございます。
iM2を接続する際は、録音中の着信による録音への影響を避けるためにも機内モードにしてお使いください。機内モードであれば、ネットワーク検索が行われないために電池寿命が長くなります。
※ネットワーク接続が遮断されてしまう症状についてはiM2だけで発生しているものではなく、ドックコネクター接続の他社製品の一部においても同様の症状が確認されております。
※この症状についてはiOS5以降のVerで改善されております。