この製品は生産完了になりました。
オンライン再生/モニター再生出力対応、放送業務用 CD プレーヤー
|
メーカー希望小売価格:¥210,000 (税抜¥200,000) |
ご購入は |
CD-601MKIIは、放送局向けCDプレーヤーシステムであるCD-601/RC-601の後継機です。 CD-601MKIIに対応するリモートコントロールユニットはRC-601MKIIとなります。 CD-601MKII/RC-601MKIIの基本仕様はCD-601/RC-601を踏襲し、本機システムへのスムースな置き換えを可能としています。
CD-601MKIIはシンプルな操作仕様ながら、1フレーム単位のサーチやインデックス・サーチが可能など、 放送局向けの基本仕様を備えています。 RC-601MKIIを併用することにより、ダイヤルを使ったサーチや頭出し、 CUEポイントの利用やリピート再生、フラッシュスタートが可能になるなど、より作業効率のよい環境を提供します。
またCD-R/RWディスクに対応するほか、外部ワードクロック同期への対応やデジタル出力にサンプリングレート コンバーターを装備するなど、現在のCD再生・送出環境にひろく適応した製品となっています。 CD-601MKIIは単体での使用も可能であり、パラレル・リモートコントロールやRS-232Cシリアル・リモートコントロールを 用いてコンパクトで信頼性の高いシステムを構築することができます。
| ◆ 特長 |
- 3UハーフラックサイズのCDプレーヤー
- CD/CD-R/CD-RWディスク対応
- アナログXLRバランス出力、RCAアンバランス出力
- デジタルAES/EBU出力(XLR)、S/PDIF(RCA)出力
- アナログXLRバランス出力およびデジタルAES/EBU出力(XLR)はオンライン出力として、またRCAアンバランス出力とデジタルS/PDIF出力はモニター出力として使用可能
- 強制オンライン出力機能(再生時、すべての音声出力端子から音声を出力)
- 立ち上がり0秒のインスタントスタート
- サーチキーによる1フレーム単位の頭出し
- オンライン再生時の誤操作を防ぐフェールセーフ機能
- インデックスサーチ機能
- 1曲再生、全曲再生、プログラム再生(最大30曲)
- インクメンタルプレイ機能
- 経過時間表示、トラック残時間表示、ディスク残時間表示
- CD TEXT表示
- トラックの音の立ち上がりを自動的にサーチするオートキュー機能(-72~-48dB、6dBステップ)
- トラックの再生が終了すると、次のトラックの先頭で待機するオートレディ機能
- WORD SYNC IN/THRU端子装備。外部ワードクロック(44.1kHz/48kHz)に同期可能
- 外部クロックが48kHz時、デジタル出力はサンプルレートコンバート機能により48kHzにて出力
- ±12.5%ピッチ・コントロール機能(0.1~1テップ。デジタル出力のサンプリングレートは非変動)
- タイマー・プレイ機能
- トラック及びディスクの終了を予告表示するEOM(End Of Message)機能
(設定範囲OFF/10/15/20/30/60/90秒) - アナログバランス出力の最大出力レベル(デジタル・リファレンスレベル)を調整可能
( 24/ 22/ 2 0/ 15dBu) - パラレル・リモート端子装備(フェーダースタートを含むトランスポートコントロール)
- RS-232C準拠のシリアル・リモート端子装備
(RC-601MKII接続端子と兼用のためRC-601MKIIと排他利用) - フロントパネルにヘッドホン端子およびヘッドホン・レベルボリューム装備
| ▼ RC-601MKII併用時 |
- テンキーを使ったタイムサーチ/インデックスサーチ機能
- ジョグ/サーチダイヤルを用いたサーチ機能
- トラックの終わりの部分を試聴できるエンドチェック機能
- 1曲リピート、全曲リピート、プログラムリピート、A-B間リピート再生
- 1枚のディスクにつき最大10ヶ所のCUEポイントの設定が可能
- CUEポイント(10ヶ所)を使ったフラッシュスタート機能
- CD-601MKII本体内部に500枚分のディスクメモリー(10 CUEポイント×500枚)を保存可能
- MEMOポイントA、BによるA-B間再生、ポイントの確認再生が可能
- RC-601MKIIに最大4台のCD-601MKIIのモニター出力を接続しヘッドホンモニターが可能
| ▼ オンライン再生/モニター再生 |
|
|
| ▼ フェールセーフ機能 |
|
放送の送出を行うオンライン再生時、誤操作を防ぐフェールセーフ機能をONにすることができます。 |
| ▼ CUEポイント |
|
最後にモニタープレイを開始したポイントをCUEポイントとして一時的にメモリーします。CUEポイントがメモ リーされると、 READYキーを押すことにより、いつでもそのポイントに戻ることができます。 |
| ▼ 10箇所のCUEポイントメモリー |
|
|
| ▼ エンドチェック(RC-601MKII使用時) |
|
トラックサーチを行うことにより、そのトラックの終わりを確認再生することができます。 |
| ▼ 外部ワードクロック同期およびサンプリングレートコンバーター |
|
|
外部ワードクロックに同期することが可能であり、デジタル・システムへ容易に導入可能です。また外部ワードクロックに 同期したデジタル出力を行うサンプリングレートコンバーターを装備しており、デジタルMAシステムなど、従来不可能で あったサンプリング周波数が48kHzのシステムにおいてもデジタル接続を可能としました。 |
![]() |
| ▼ パラレル/シリアル・リモートコントロール |
|
|
3Uラックマウントサイズに2台のCD-601MKIIを設置可能であり(オプションのRM-601を使用)、 パラレル・リモートコントロールやRS-232Cシリアル・リモートコントロールによる省スペースな 設備音響システムに対応可能です。 |
|
| ▼ その他 |
|
| ▼ リモート端子仕様(ピンアサイン) |
仕様説明
| 定格 | |
| 再生可能ディスク | :CD/CD-R/CD-RW(12cm、8cm) |
| サンプリング周波数 | :44.1kHz |
| 量子化ビット数 | :16ビット |
| アナログ出力(バランス) | :XLR-3-32相当(1:GND、2:HOT、3:COLD) |
|
規定出力レベル
|
: 4dBu |
|
最大出力レベル
|
: 24dBu、 22dBu、 20dBu、 15dBu(設定による) |
|
出力インピーダンス
|
:150Ω |
| アナログ出力(アンバランス) | :RCAピンジャック |
|
規定出力レベル
|
:-10dBV |
|
最大出力レベル
|
: 6dBV |
|
出力インピーダンス
|
:100Ω |
| PHONES | :ステレオホンジャック |
|
最大出力レベル
|
:50mW+50mW(32Ω負荷時) |
| デジタル出力(AES/EBU) | :XLR-3-32相当 |
|
フォーマット
|
:IEC60958-4(AES/EBU) |
|
出力インピーダンス
|
:110Ω |
|
サンプリング周波数
|
:44.1kHz、48kHz(WORD 48kHz同期時) |
| デジタル出力(S/PDIF) | :RCAピンジャック |
|
フォーマット
|
:IEC60958-3(S/PDIF) |
|
出力インピーダンス
|
:75Ω |
|
サンプリング周波数
|
:44.1kHz、48kHz(WORD 48kHz同期時) |
| WORD SYNC IN/THRU | :BNC |
|
入力インピーダンス
|
:75Ω(オートターミネート) |
|
入力レベル
|
:TTLレベル |
|
同期周波数範囲
|
:44.1kHz±0.1??48kHz±0.1/td> |
| REMOTE(PARALLEL) | :D-sub 37ピン・メス |
| REMOTE(SERIAL) | :D-sub 15ピン・メス |
|
電気的特性
|
:RS-232C準拠 |
| 電源 | :AC100V、50-60Hz |
| 消費電力 | :24W |
| 外形寸法 | :220(幅)×142(高さ)×382.4(奥行き)mm |
| 質量 | :6.0kg |
| 設置時傾斜 | :5度以内 |
| 性能 | |
| 周波数特性 | :20~20kHz、±0.5dB |
| S/N比 | :102dB以上(20kHz LPF、A-WTD) |
| ダイナミックレンジ | :98dB以上(20kHz LPF、A-WTD) |
| 歪率 | :0.008%以下(20kHz LPF、1kHz) |
| チャンネル・セパレーション | :90dB以上(1kHz) |
| ワウ・フラッター | :測定限界以下 |
- 仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
インフォメーション
取扱説明書
| RC-601MKII 取扱説明書 | 2010-09-17 | 529.9 KB |
|---|---|---|
| CD-601MKII 取扱説明書 | 2010-09-14 | 489.0 KB |
| 取扱説明書 - 追補 | 2010-09-14 | 428.7 KB |
| 取扱説明書 - 追補 | 2010-09-14 | 414.8 KB |
ドキュメント
| RC-601MKII 仕様書 | 2010-09-17 | 296.4 KB |
|---|---|---|
| RC-601MKII DXF | 2010-09-17 | 18.8 KB |
| CD-601MKII DXF | 2010-09-14 | 16.3 KB |
| カタログ | 2010-09-14 | 990.8 KB |
| RS-232Cシリアルコントロールプロトコル | 2010-09-14 | 322.1 KB |
| CD-601MKII 仕様書 | 2010-09-14 | 366.5 KB |
FAQ
CDのレンズクリーニングについてはその効果が実証されていませんので、弊社ではお勧めしておりません。
お客様の自己判断によりクリーニングを行う場合は、できる限りピックアップレンズを傷付けないようなタイプをご選択ください。詳しくはCDレンズクリーナーのメーカーにお問い合せください。
CD-Rに記録されたCDについては、記録状態によっては正常に再生できない場合がございます。
複数枚(いろいろな機器で作成されたディスク)のディスクでお試しいただき改善されないようであれば
機器側に問題がある可能性があります。
弊社担当部門まで点検をご依頼いただきますようお願い申し上げます。
出力レベルの調整はできません。













CD-601MKIIにはCD-601同様、オンライン再生機能およびモニター再生機能があります。放送局における送出機として、 これらの機能を有していることは非常に有効です。まず、モニター再生機能を使って曲の立ち上がり、または再生を 開始したいポイントをサーチします。このとき、音声が送出ラインに出力されないようにしなければなりません。
オンエア用の出力として、XLRバランスアナログ出力およびAES/EBUデジタル出力を使用します。 これらの出力を送出用ミキサーに接続します。
CD-601MKII/RC-601MKIIでは、モニタープレイ機能(またはREADYキー)を使って一時的にCUEポイントをメモリーすることが できます。このCUEポイントをディスク1枚あたり最大10箇所までCUEポイントとしてメモリーしておくことができます。


