dBTechnologiesの歴史
1974年 - Arturo VicariがイタリアのボローニャにA.E.B. (Acoustical Engineering Bureau) Industriale s.r.l.を設立。楽器市場向けのラウドスピーカーシステムおよびラジオマイクの開発・販売を行う。
1990年 - A.E.B.社は、新たにdBTechnologiesブランドを立ち上げ、プロフェッショナルオーディオ事業に参入。
2000年 - ドイツのケルンにdBTechnologies Deutschland G.m.b.H.を設立。現在は、ドイツ、オーストリア、ベネズエラの販売業務を行う。
2002年 - dBTechnologies は、2-WayアクティブスピーカーOPERAシリーズを発売。これを機に、A.E.B社はパワードシステムの設計に注力する。
2004年 - DVAシリーズ(Digital Vertical Array)を発売。ラインアレイシステムをより多くのユーザーに提供し、SR業界に新たな基準を打ち立てることを目的とし、大きな注目を集める。
2006年 - DVA T4を発売。プロオーディオ市場で初のポリプロピレン筐体採用アクティブラインアレイモジュールとしてプロフェッショナルオーディオ業界に革命をもたらす。ハイグレードのコンポーネントと先進のエレクトロニクスを搭載し、最大限のパワーを得るために設計されたこのモジュールは、非常に軽量なキャビネットに収められた。DVA T4は世界的な成功を収め、ブランド史におけるマイルストーンとなった。
2008年 - dBTechnologiesオリジナルのアンプ技術DIGIPROの開発プロセスを開始。
2011年 - アクティブラインアレイシステムDVA T12で、より大規模なプロフェッショナルアプリケーション市場に参入。第2世代のDigipro G2アンプ技術とネットワーキング・プロトコルRDNETを搭載したDVA T12は、コンパクトなサイズと、ユーザーフレンドリーなソリューションで驚異的な出力と精細さを実現する。
2013年 - DVA T4の真の後継機となるDVA T8を発売。DVA T4の利点をすべて維持しながら、コンパクトなサイズにさらなるパワーを詰め込んだ。
2015年~2016年 - 新世代のOPERAシリーズ、ESシリーズ、INGENIAシリーズを発売。
2016年 - 大型SR用途に設計されたVIOシリーズを発表しVIO L210、VIO S318を発売。翌2017年には、VIO S118を発売。
2018年 - VIOシリーズのアプリケーションの可能性を広げる小型ラインアレイシステム、VIO L208を発売。同年、大型アプリケーション/ツアー用に設計された初の大型ラインアレイシステムとして、VIO L212を発売。後にVIO S218も発売開始。
2019年 - VIO L212、VIO S218、VIO Xシリーズ、VIO L208システムが2019年リーダーズ・チョイス・アワードを受賞。更にVIOシリーズは「ベスト・ニュー・ラインアレイ・ファミリー」のFOH賞を受賞。