TASCAMとは
TASCAMは、確かな音質と 高い耐久性で長年に渡り支持され
世界中の放送・録音現場に導入されています。
その実績と経験を活かしプロフェッショナルのための
音響に関わるトータルソリューションを提供するブランドです。
TASCAMの新キャッチフレーズ『Sound.Thinking.』には、録音・再生、音声、音楽など、あらゆる社会の「音」について真摯に向き合い、こだわり、考えるブランドであるという意味合いが込められています。
*「Sound」は英語で「音」の他に、「しっかりした、堅実な」という意味もあり、上記に加え、「堅実に」「地に足をつけて」取組み、考えるという意味合いも加わります。
TASCAMは1971年にブランドが誕生して以来、世界中の録音と再生に関わる人々を支え、音に関する文化に大きく貢献して参りました。録音と再生のプロフェッショナルであるという自負は、TASCAMを成長させる糧であり、責任であると考えています。
この度、新しいキャッチフレーズ『Sound.Thinking.』を策定するに当たり、改めてブランドのコアとなる価値を見直しました。TASCAM はこれからも、世界中のあらゆるシーンで音を扱う人の録音・再生へのニーズに対して高い品質、耐久性を提供することにより、彼らのパフォーマンスを最大限に発揮させるために、TASCAMだからこそ実現できる、音響に関わるトータルソリューションを提供して参ります。これからのTASCAMにどうぞご期待ください。
ティアック株式会社
代表取締役社長 英 裕治
½テープを使用した、8トラックオープンリールレコーダー 80-8をTEAC「TASCAMシリーズ」としてリリース。フロントパネルから全てのコントロールが調整可能なデザインを採用し、プロユースに応える様々な仕様を備えていました。70年代の伝説的ロックバンド『Boston』や『Kansas』等のヒットレコードは、この80-8で録音されました。また、STAR WARSのエピソード4の効果音の音付(R2D2の音等)に使用されたことでも有名です。
1979年にカセットMTR 『TEAC 144』が発売された時は世間に衝撃を与えました。4トラックMTRとミキサーを世界で初めて※一体化した画期的なレコーディングシステムの『144』はTASCAMが進むべき一つの方向を示しました。その後1984年に登場した『TASCAM PORTA ONE』は多重録音の進化の過程においてTASCAMの核である革新性をリーズナブルな価格で実現しました。本格的なスタジオレコーディング機器に引けを取らない品質と機能をもっと手軽に、もっと高音質に。その精神は今も受け継がれています。
※1979年9月当時当社調べ
TASCAMのアナログ、デジタル、そしてメカトロニクス技術を結集した8トラックデジタルマルチトラックレコーダー。記録メディアとして汎用のHi-8ビデオカセットテープを採用、ランニングコストの大幅な低減と,最大16台の同期走行システムにより、大規模なレコーディングシステムへの構築も可能にしました。放送制作用ビデオデッキとの同期機能の搭載により、レコーディングスタジオはもとより、放送、映画会社において、世界標準機としての地位を確立。その技術内容が評価され、1995年、業界に貢献した製品として米国放送業界において最も権威のあるエミー賞が授与されました。
放送局において使用される音響機器は、コンシューマオーディオ機器とは異なり高音質以外にも多種多様、かつ厳しいニー ズに応える必要があります。
これまで多くの業務用音響機器を販売、アフターサービスを続けてきたことによって蓄積されたノウハウや情報を結集し、テープレス時代の新しい放送業務仕様レコーダー/プレーヤーとして『HS-4000』は開発されました。現在も世界中の放送局で放送音声の送出機として活躍しています。