DR-10X
XLRマイク用プラグオンマイクオーディオレコーダー
インタビューや記者会見などの音声収録をコンパクトに実現。 XLRマイクに直接取り付けるプラグオンマイクロリニアPCMレコーダー。
メーカー希望小売価格 : オープンプライス
- 記録メディア : microSDカード(64MB~2GB)、microSDHCカード(4GB~32GB)
- 電源 : 単4形電池×1本(アルカリ乾電池、ニッケル水素電池またはリチウム乾電池、別売)、パソコンからのUSBバスパワー
- 外形寸法 : 52(W) × 94.4(H) × 28(D) mm
- 質量 : 68.3g (電池を含む)、56.3g (電池を含まず)
- 動作温度 : 0˚C~40˚C
- ダイナミックマイクおよび電池駆動が可能なコンデンサーマイクに対応
- 24bit/48kHzリニアPCMモノラル録音
- 記録メディアにmicroSD/microSDHCカード採用 (最大32GBのmicroSDHCカードが使用可能)
- 異なるレベルで2系統の同時録音を行うことができるデュアルレコーディング機能
- 電池が切れる前に収録中のデータ消失を回避する自動ファイルクローズ処理
- LOW/MID/HIGH 3段階の録音レベル設定
- 時計機能内蔵、ファイルに時間情報の付加が可能で編集や検索に便利なBWFフォーマットに対応
- 単4形電池 1本駆動で10時間以上の録音時間 ※アルカリ乾電池(EVOLTA)使用時
- DR-10X x 1
- USBケーブル x 1
- 取扱説明書(保証書付き) x 1
ダイナミックマイク、電池駆動のコンデンサーマイクに取り付けて録音が可能
『DR-10X』は本体をXLRハンドヘルドマイクに直接取り付けるプラグオン接続が可能な音声収録用のレコーダーです。使用マイクはダイナミックマイクのほか、電池駆動が可能なコンデンサーマイクに対応します。インタビュアーが手持ちでマイクを向けるシーンや、記者会見でマイクスタンドを使用するシーンの他に、セミナーや講義などにおいても、ハンドヘルドマイクと本機があれば高音質での録音が可能です。
コンパクトサイズ/軽量設計
本体は手のひらに乗るコンパクトサイズで68.3g(電池を含む)の軽量設計。加えてマイクとの接続部はロック機構により、ぐらつきを防ぐ構造となっており、マイク単体を扱うかのような使用感を実現しています。小規模な取材であればXLRマイクと『DR-10X』があれば音声収録が可能で、重い機材を持たずに片手でコンパクトな取材を実現します。
デュアルレコーディングなど録音レベル設定ミスを防止する機能を多数搭載
『DR-10X』では、できるだけ高い録音レベルを設定しながらも、同時に低いレベルによるバックアップが可能なデュアルレコーディング機能のほか、入力音量にあわせて録音レベルを自動で調節するオートゲインコントロール機能やリミッター機能を搭載しています。一度限りの収録現場において録音レベル設定によるトラブルを防止します。
録音中の誤操作を防止するスライド式録音スイッチ、ホールド機能
録音スイッチはスライド方式を採用により誤ってボタンに接触した際に録音停止を防ぎます。さらに録音中は録音停止以外の操作を無効とする仕様となっており、ワイヤレストランスミッターと一体で取り扱う事により想定される、録音中の誤操作対策も万全です。
電池が切れる前に収録中のデータ消失を回避する自動ファイルクローズ処理
電池残量は、視認性の良い有機ELディスプレーで確認が可能ですが、想定外の電池消耗時など、電源が切れる前にファイルクローズ処理を自動で行い、収録中のデータ消失を回避する機能を備えています。
録音ファイルの確認ができる再生機能と入力モニターも可能なヘッドホン出力
『DR-10X』はコンパクトながら、録音ファイルの再生が可能で、ヘッドホンを接続して録音したデータをすぐに確認できるほか、録音時の入力モニターも可能です。
機能一覧
- XLRコネクタープラグオン接続
- ダイナミックマイクおよび電池駆動が可能なコンデンサーマイクに対応
- 24bit/48kHzリニアPCMモノラル録音
- WAVファイル(BWFフォーマットでの録音)
- 記録メディアにmicroSD/microSDHCカード採用 (最大32GBのmicroSDHCカードが使用可能)
- 録音中の誤操作を防止するスライド式録音スイッチおよび、録音中は録音停止以外の操作を無効とする機能
- 異なるレベルで2系統の同時録音を行うことができるデュアルレコーディング機能
- 電池が切れる前に収録中のデータ消失を回避する自動ファイルクローズ処理
- 外部入力として使用できるXLRコネクター
- LOW/MID/HIGH 3段階の録音レベル設定
- ローカットフィルター(120Hz)
- 過大入力を自動的に調整するリミッター機能
- 録音レベルを自動で調節するオートレベル機能
- 時計機能内蔵、ファイルに時間情報の付加が可能で編集や検索に便利なBWFフォーマットに対応
- 録音中に一定の録音時間長(15分)でファイルを更新できるタイムトラックインクリメント機能
- 即座に録音データの確認ができる再生機能
- ヘッドホン出力端子搭載
- マイクとの接続部のぐらつきを防止し、強度を確保するロック機構
- 広い視野角/視認性の良い有機ELディスプレー
- パソコンへのデータ転送を容易にするmicroUSB B端子
- 単4形電池 1本駆動で10時間以上の録音時間 ※アルカリ乾電池(EVOLTA)使用時
- パソコンで『DR-10X』の設定をテキストファイルで作成および、転送が可能
- microSDカードでファームウェアのアップデートが可能
- RoHS対応製品
V2.00の新機能
- MP3での録音に対応:128k/192k bpsより選択可能
- レベルメーター表示:インプットモニター時に加え、録音中、再生中にも表示を追加
- デュアルレコーティング機能のレベル選択を追加
- POLYファイルのデュアルレコーディングが可能
- トータルパフォーマンスの向上を実現
仕様説明
記録メディア | microSDカード(64MB~2GB)、 microSDHCカード(4GB~32GB) |
録音再生フォーマット | |
V1.00 | |
WAV | 44.1k/48k Hz、16/24 bit mono/poly (BWF format) |
V2.00 | |
WAV | 44.1k/48k Hz、16/24 bit mono/poly (BWF format) |
MP3 | 44.1k/48kHz、24bit mono/poly |
録音 | 128k/192k bps |
再生 | 32k~320k bps |
アナログオーディオ入力 | |
コネクター | XLR-3-31 (1:GND、2:HOT、3:COLD) |
マイク入力ゲイン | |
EXT選択時 | HOT側アンバランス入力 |
最大入力レベル | -8dBu |
基準入力レベル | -24dBu |
LOW / MID / HIGH 選択時 |
|
入力インピーダンス | 10kΩ |
PHONES | |
コネクター | 3.5mm(1/8")ステレオミニジャック (DUAL MONO) |
USB | |
コネクター | USB 2.0 Micro-Bタイプ |
プロトコル | USB2.0 HIGH SPEED マスストレージクラス |
電源 | |
メイン | 単4形電池1本 (アルカリ乾電池、ニッケル水素電池またはリチウム乾電池)、 パソコンからのUSBバスパワー |
日時情報保存用 | リチウム二次電池1個(内蔵) |
消費電力 | 0.65W |
電池持続時間 | WAV、48kHz、24bitで録音 ヘッドホン未接続、リミッター:オフ、デュアル録音:オフ JEITA 録音時 ※電池持続時間は、お使いの記録メディアにより記載された値から変動することがあります。 |
アルカリ乾電池(EVOLTA) | 約10時間 |
ニッケル水素電池(eneloop) | 約8時間 |
リチウム乾電池(Energizer ULTIMATE LITHIUM) | 約15.5時間 |
外形寸法 | 52(W) × 94.4(H) × 28(D) mm |
質量 | 68.3g (電池を含む)、56.3g (電池を含まず) |
動作温度 | 0˚C~40˚C |
付属品 | USBケーブル、取扱説明書(保証書付) |
性能 | |
周波数特性 | 20Hz~22kHz +1dB/-3dB(IN to PHONES) |
接続するパソコンの条件 | |
Windows | |
OS | Windows 7、Windows 8、Windows 8.1 |
Macintosh | |
OS | OS X Mountain Lion(V10.8)、OS X Mavericks(10.9) |
- ここに記載されております製品に関する情報、諸データは、あくまで一例を示すものであり、これらに関します第三者の知的財産権、およびその他の権利に対して、権利侵害がないことの保証を示すものではございません。従いまして、上記第三者の知的財産権の侵害の責任、又は、これらの製品の使用により発生する責任につきましては、弊社はその責を負いかねますのでご了承ください。
- 第三者の著作物は、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上権利者に無断で使用できません。装置の適正使用をお願いします。弊社では、お客様による権利侵害行為につき一切の責任を負担いたしません。
- RoHSに対応しています。
- 仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
動作確認済みメディア・その他
動作確認済みメディアリストdr-10_tested_media_list.pdf 76.7 KB
インフォメーション
最新のバージョン情報 | |
ファームウェア | V2.01 |
- テキストファイルによる設定において、設定ファイル(DR-10_SysPara.txt)のDUAL REC (MODE) 項目に-6dbまたは-12dbを記述した場合データを正しく読み込まず設定が反映されない不具合を改善しました。
仕様書/外形図
仕様書 | 2015-02-03 | 217.2 KB |
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取扱説明書
取扱説明書・追補 V2.00 | 2018-06-13 | 391.9 KB |
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取扱説明書 | 2016-02-04 | 4.0 MB |
ドキュメント
リリースノート | 2019-07-31 | 6.6 KB |
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ファームウェアアップデートマニュアル | 2017-07-04 | 89.8 KB |
ファームウェア(本体)
ファームウェア V2.01 | 2019-07-31 | 256.5 KB |
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ファームウェア V2.00 | 2018-06-13 | 640.9 KB |
動作確認済みメディア・その他
動作確認済みメディアリスト | 2023-12-27 | 76.7 KB |
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カタログ
フィールド/ビデオサウンドレコーディング レコーダー・マイクカタログ 202301 | 2023-02-10 | 5.3 MB |
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インタビューや記者会見などでの使用例 | 2017-02-10 | 1.1 MB |
FAQ
USBケーブルには給電のみを行うケーブル(充電専用)があります。
データ通信(またはデータ転送)可能な他のUSBケーブルでお試しください。
USB ケーブルの確認手順はこちらをクリック。
※電源アダプター『TASCAM PS-P520U』に付属しているMicro-USB、USB Type-Cケーブルは充電専用の為、データ転送にはお使いいただけません。
https://tascam.jp/jp/product/ps-p520u/top
その場合は、電波発信元より機器を離す、場所を変える等してください。
エラーメッセージの『System Err 50(システムエラー50)』 が出た場合は通常本体の電源を入れ直していただきますが、以下の方法で原因を確認できることがあります。※microSD カードも『SD カード』と称します。
1. レコーダー本体が故障しているかの確認
- 電源を切り SD カードを取り出します。
- 電源を入れて『System Err 50』が表示された場合は本体が故障している可能性があります。こちらから修理点検をお申し込みください。
2. SD カードの中でデータが散らばって(断片化)記録されているかの確認
- 電源を切り SD カードを3度ほど挿抜し、再度挿し込みます。
- 電源を入れて『System Err 50』が表示されたら、パソコンでSDカードをフルフォーマットしてください。
3. SD カードの劣化や、相性が合っていないかの確認
- パソコンでフルフォーマットした SD カードを挿して電源を入れても『System Err 50』が表示されたらSD カードを買い替えてください。
使用しているSDカードにファイルサイズが"0"の音楽ファイル(.wav)
が存在していると、このような症状になる場合があります。
パソコン等で使用するSDカード内にあるファイルサイズが"0"の音楽
ファイル(.wav)を削除してからご使用ください。
また、パソコン等からファイルサイズが"0"の音楽ファイル(.wav)を
使用するSDカードにはコピーしないようにしてください。
電池持続時間は、お使いの記録メディアにより変動することがあります。
ご使用のメディアで一度ご確認することをお勧めいたします。