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ミュージシャン・藤井敬之さん(音速ライン) 「アナログ的にいじれるのがすごくいいです。」

※藤井敬之さんのインタビューは、前代モデルDP-008の際に行われたものです。

TEAC
DP-008は普段どのように使われていますか?
藤井:
楽曲のスケッチですね。思いついたものをアコギで弾いてDP-008のマイクで録って、iPadで鍵盤をダビングしています。これを繰り返して全体像を作っていきます。
TEAC
音質はいかがですか?
藤井:
エレキをつないだりとかあまりしていなくて、全部このマイクで録っています。空気感も入るので、そこがまた気に入っています。
TEAC
どのような場所で使っていますか?
藤井:
この間ツアーで九州の方回ってきたんですが、移動中の車でもやってました。
TEAC
車の中、すごいですね!
藤井:
乾電池でも動くので車の中でずっとギターアレンジを考えたりして。移動に13時間くらいかかりましたから、でも、有効活用できました。
TEAC
ツアーされているミュージシャンならではですね。
藤井:
DP-008とiPadがあれば、車の中で作曲できますね。
TEAC
操作性はいかがですか?
藤井:
僕ホントに古い人間なので、アナログ的にいじれるのがすごくいいです。ここを(つまみ)いじれるのがすごい。目で見れて触れるので、気に入っています。そこが一番気に入っているポイントかも知れないですね。
TEAC
リバーブもそうですが、DP-008では階層構造なしで操作できるように、というのもコンセプトのひとつなんですよ。
藤井:
リバーブの量もつまみひとつで調整できるし、PANとかも一目でわかるじゃないですか。こっちの画面を呼び出してこうとか、デジタルっぽいの嫌なんですよ。本当にカセット4トラックが僕世代なので、それがやっぱり一番いいですね。
TEAC
DP-008には色々な機能がありますが、お奨めの機能やよく使っている機能などはありますか?
藤井:
まだ難しい機能って言うのはあまり使っていなくて、素直にパートを入れていくっていう使い方です。昔から複雑な機能とかあまり使わなくて、単純に入れ ていくだけ。DP-008も色々エディットできるじゃないですか。ここからここまで呼び出して消す、とか。そういう機能はまだ使っていなくて、できるよう になればいいなと。
TEAC
取扱説明書もあまりご覧になっていないのでしょうか。
藤井:
そうですね、感覚的にやったら、ああ、これ最高だなって。なんていうだろう、わかります?
TEAC
わかります(笑)
藤井:
そこが、ぼく、そういう人なので、マニュアルを熟読しなくても感覚的に全部できちゃうって言うのがいいところだと思います。
TEAC
全体的な感想としては使い勝手が良い、ということでしょうか。
藤井:
簡単で複雑じゃないって言うのが一番ありがたいですね、僕にとっては。これがあれば、家でもレコーディングできるので、DP-008縛りで6曲くらい 録って、アルバム出してみようかなっていうことも考えています。マネージャーは苦笑いしましたけど(笑)その場合、ミニアルバムのタイトルは「DP- 008」にしてもいいですか?
TEAC
それはありがとうございます(笑)
藤井:
究極に縛ってやってみようかなという感じで。正月明けには6曲くらいできていると思うので、ツアーで売ろうかなって。(笑)
ギターとiPadとDP-008があれば音源が作れますね。聞いてみませんか?DP-008で録った音源。
TEAC
よろしいですか?
藤井:
ラフですけど。
 
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TEAC
 
藤井:
 
TEAC
いい音で録れていますね!
藤井:
音いいですよ。
TEAC
しかしデモスケッチでこれだけ完成度が高いのはさすがですね。
藤井:
手軽なのが一番ですよ。PC立ち上げてインターフェースつないでとかとか、めんどくさいじゃないですか。マイクもついているし電源オンにすればすぐにはじめられるんで、相当魅力的ですよ。4トラックのモデル(DP-004)もあるじゃないですか。あれもいいなとツアー中の車で思いました。
TEAC
DP-008ユーザーとして最後に一言、お願いします。
藤井:
普通に売れる音源、作れると思いますよ。

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