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dBTechnologies VIOが描く、福島の秋空に響く音のチカラ【LIVE AZUMA 2025 使用事例】

2025年10月18日(土)・19日(日)に福島県あづま総合運動公園で行われた 「LIVE AZUMA 2025」にて2-Wayアクティブ ラインアレイモジュール『VIO L210』およびアクティブ ホーンロード フライアブル サブウーハー『VIO S118』などdBTechnologiesのスピーカーをご使用いただきました。

LIVE AZUMA 2025会場イメージ

公演概要

公演名称:LIVE AZUMA 2025
日程:2025年10月18日(土)・19日(日)
会場:あづま総合運動公園

 

現場を支える Sound GoA と dBTechnologies

2022年に誕生し、いまや福島を代表する音楽フェスとなった「LIVE AZUMA」。
そのPARK STAGEの中核を支えるのは、地元・福島市を拠点とする音響会社 Sound GoAだ。
同社は2017年の初導入以来、dBTechnologiesのVIOシリーズを継続的に導入。
現在では『VIO L210』×20台、『VIO S118』×12台を中心に日本国内最大級のdBTechnologiesシステムを保有する存在となっている。

FR-AV2『VIO L210』
FR-AV2『VIO S118』

 

システム構成の進化

Sound GoAは年々、LIVE AZUMAに合わせて最適なシステム構成を追求してきた。

MAIN INFILL / OUTFILL
2022 VIO L210 / S118(6/4対向) -
2023 VIO L210 / S118(6/4対向) INFILL : VIO L208×2, VIO S118R×4
2024 VIO L210 / S118(6/4対向) INFILL : VIO L210×2, VIO S118×2
2025 VIO L210 / S118(8/6対向) INFILL : VIO L210/S118R(1/1対向)OUTFILL : VIO L210×2

4回目となる2025年は、より広いカバーエリアと音圧の安定性を求めてメインを8/6構成に拡張。 さらに外側エリア向けにOUTFILL、中央前方にはINFILLを配置することで、 ステージ前方から外周まで均一な音像を実現した。

LIVE AZUMA 2025アウトフィルイメージOUTFILL配置
LIVE AZUMA 2025インフィルイメージINFILL配置

 

設置とチューニング

LIVE AZUMA 2025ラインアレイイメージ

イントレ1段目上部にVIO L210を8段グランドスタック、 その外側にVIO S118を3段積み×2列、さらに大外にOUTFILLとしてVIO L210を外向き約15°で設置。 Sound GoAの横山氏は、Aurora Netを活用して事前に各ユニットのプリセット・HPF・X-Over・GAINを緻密に設定。

※ メーカー非推奨構成
LIVE AZUMA 2025インフィルイメージ

現場では「High Frequency Compensation」を微調整し、数ポイントのPEQ処理でサウンドチェックは数分で完了。
「ほぼ測定ソフトは不要。Aurora Net上ですべて完結できる」
— 横山氏(Sound GoA)
VIOシステムに熟練した横山氏のチューニングにより、開放的な屋外会場でも立体的で芯のあるサウンドを展開した。

 

安定した出力と費用対効果

2日間にわたり平均100dBを超える安定出力を維持。
長時間に及ぶ運用でもトラブルはなく、dBTechnologiesの高い信頼性を実証した。
「上を見たらキリがない。でも、費用対効果で見ればこれがベストな選択だった」
— 横山氏(Sound GoA)
コストパフォーマンスと拡張性を兼ね備えたVIOシリーズは、地方フェスから大規模イベントまで、プロの現場で確かな成果を出すシステムとして高く評価されている。

LIVE AZUMA 2025使用イメージPARK STAGEのライブ風景

 

エンジニアの声

「今回の構成で手応えを感じています。VIOのポテンシャルを最大限に活かせたフェスになりました。」
— 横山氏(Sound GoA)
常に最良の音を追求し続けるSound GoA。
その手にあるのは、進化を続けるdBTechnologies VIOシリーズだ。

 

使用機材

 

Sound GoA HP

https://soundgoa.com/

 
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