ティアック株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:英 裕治)は、12トラックレコーディングミキサー『Model 12』においてDAWコントロール機能への対応ソフト追加や、ヘッドホン出力のモニター位置の切り替えに対応したファームウェアの無償アップデート『V1.30』をリリースしました。
品名 | 型名 | メーカー希望小売価格 | 参考価格※ | リリース日 |
Model 12ファームウェア V1.30 | - | 無償 | - | 2021年12月8日 |
12トラックレコーディングミキサー | Model 12 | オープンプライス | 71,280円(税込) | 発売中 |
発売以来ご好評をいただいている多機能レコーダー/ミキサー『Model 12』は、TASCAMの歴史あるマルチトラックレコーダー機能を内蔵し、USBオーディオ/MIDIインターフェース、DAWコントロール機能に加えて、ライブ配信に最適なOBS対応やアウトプットディレイなど、ユニークで多彩な機能を搭載しています。制作、レコーディングからライブパフォーマンス、インターネット生配信まですべてのワークフローを1台でカバーします。
新ファームウェア『V1.30』では、DAWコントロール機能への対応ソフトの拡充の他、ヘッドホン出力のソース切り替えが可能になります。
対応ソフトは従来の、Avid Pro Tools、Apple Logic Pro、MOTU Digital Performer、Steinberg Cubase、Ableton Live、Cakewalk by BandLabに加え、今回のアップデートでPreSonus Studio One、Cockos REAPER、Steinberg Cubasis3.3を追加しました。 これらのDAWソフトに対してフェーダーやミュート、パン、ソロなどのミキシング操作、再生、録音、早送り、早戻し、およびJOGなどのトランスポート操作が可能です。
『Model 12』のフェーダーやノブなどアナログライクな操作性をDAWコントロールサーフェスとして活用することで作曲やミックスの作業効率を大幅にアップさせることができます。
『Model 12』に装備される2系統の独立したヘッドホン出力端子は、これまでMAIN出力のモニターソースはPOSTフェーダーのみでした。そのため、ボーカル録音などヘッドホンのみで伴奏を聴くためには、MAINフェーダーの操作もしくは、スピーカーのボリュームを絞ったり電源を落とす必要がありました。
こうしたモニタリングのわずらわしさを改善するために新たにMAINフェーダー/ミュート前のポイントをモニターできる『MAIN MIX PRE』を追加。これにより、本体で設定するだけでMAINフェーダーのボリュームやミュートスイッチの影響を受けずにMAIN出力のモニターをすることが可能になりました。
許容入力が小さいモニタースピーカーを使用する際、歪まない音量でモニターするにはフェーダーを下げておく必要がありました。OUTPUT PAD機能によりMAINおよびSUBの出力をそれぞれ0~-40dBで減衰させることで、通常のフェーダー操作レンジを維持して音量調整することが可能です。
詳細仕様はこちらをご確認ください。
『Model 12』 https://tascam.jp/jp/product/model_12/
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