ティアック株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:英 裕治)は、TASCAMブランドDante対応製品であるデジタルマルチトラックレコーダー/プレーヤー『DA-6400』、『DA-6400dp』、およびアナログ/Danteコンバーター『ML-32D』、『ML-16D』のSMPTE ST 2110-30対応DanteモジュールファームウェアV1.2.0をリリースいたしました。
ST 2110-30対応製品名 | 型名 | メーカー希望小売価格 | 発売予定日 | 備考 |
64チャンネル デジタルマルチトラックレコーダー/プレーヤー | DA-6400 | オープンプライス | 発売中 | DanteオプションカードIF-DA64が必要です |
64チャンネル デジタルマルチトラックレコーダー/プレーヤー | DA-6400dp | オープンプライス | 発売中 | DanteオプションカードIF-DA64が必要です |
32チャンネル アナログ/Dante コンバーター | ML-32D | 250,000円(税抜) | 発売中 | |
16チャンネル アナログ/Dante コンバーター | ML-16D | 175,000円(税抜) | 発売中 |
※本日現在のSMPTE ST 2110-30対応製品は上記のみとなります。
『DA-6400シリーズ』は、MADIやDante(ST 2110対応)など様々なオーディオフォーマットに対応した64チャンネルのデジタルマルチトラックレコーダーです。標準モデル『DA-6400』に加え、電源の二重化に対応した『DA-6400dp』をラインナップ。オプションカードスロット方式を採用し、インターフェースカードを選択することで、MADIやDante(ST 2110対応)のほか、AES/EBU入出力やアナログ出力などフレキシブルな接続に対応します。インターフェースカードは最大2枚の使用が可能で、2種類のインターフェースでの同時録音や入出力信号の変換といった運用を可能にします。
Danteカード『IF-DA64』は、64チャンネルのDante(ST 2110対応)入出力を可能とする、DA-6400シリーズ用のオプションカードです。プライマリポートとセカンダリーポートを装備し、入出力の二重化に対応します。
『ML-32D』は、1Uのコンパクトなサイズで32チャンネル アナログライン入力/出力信号をDante(ST 2110対応)に変換するコンバーターです。Dante入出力はプライマリポートとセカンダリーポートを装備し、入出力の二重化に対応。アナログライン入出力はD-sub端子を装備しています。
『ML-16D』は1Uのコンパクトなサイズで16チャンネル アナログライン入力/出力信号をDante(ST 2110対応)に変換するコンバーターです。Dante入出力はプライマリポートとセカンダリーポートを装備し、入出力の二重化に対応。アナログライン入出力はD-sub端子を装備しています。
SMPTE ST 2110とはSMPTE(米国映画テレビ技術者協会)が定めるビデオ・オーディオのIPネットワーク規格です。ビデオ信号、オーディオ信号、アンシラリー信号を別々にエンベデットし送信するよう策定され、編集したいパケットデータのみのディエンベデットが可能になり、各機器のディエンベデット処理負荷やネットワーク負荷が軽減されます。ST 2110-30ではPCMデジタルオーディオのIP伝送を実現し、PTP(Precision Time Protocol):IEEE1588-2008による高精度同期や低レイテンシーでの送信が可能。次世代の放送システムにおいて、ネットワーク標準プロトコルになることが期待されています。
※SMPTE ST 2110-30の運用にあたっては、Audinate社が提供するネットワーク管理ソフトウェアDante Domain Manager(DDM)v1.1以上が必要です。詳細は各製品サイトをご参照ください。
製品詳細情報については、こちらをご覧ください。
『DA-6400』
『IF-DA64』
『ML-32D』
『ML-16D』
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