PORTASTUDIO アプリケーション
PORTASTUDIO iPadアプリケーションでは、iPadの内蔵マイクまたは、ヘッドホンジャックに接続されたヘッドセットのマイクを使って録音を行います。モニターは内蔵スピーカーでもできますが、録音時にスピーカーからの再生音も同時に録音されてしまうため、ヘッドホンジャックに接続されたヘッドホンで行うことをお勧めします。
| ◆ 各部の名称と機能 |
メインウィンドウ
「Portastudio」アプリケーションを立ち上げると以下の画面を表示します。

1. REC
PLAYボタンを押しながらこのボタンを押すと、INPUT ASSIGNがオンになっているトラックに録音を開始します。
2. PLAY
現在ロードされている曲を再生します。録音されたものが無い場合は、このボタンを押しても何も行いません。
このボタンを押しながらRECボタンを押すと、INPUT ASSIGNがオンになっているトラックに録音を開始します。
曲の終わりまで再生すると、自動的に停止します。
3. REW
巻き戻しをします。カウンターが「000」になると自動的に停止します。
4. FF
早送りをします。曲の終わりで自動的に停止します。
5. PAUSE
再生を一時停止します。再度このボタンを押すと再生を再開します。
6. STOP
再生、録音を停止します。
7. テープカウンター
曲の位置を表示するテープカウンターです。「000」が曲の先頭になります。
8. ソング名表示
カセットテープのケース面に現在ロードされている曲名を表示します。
9. INPUTトリム
録音するレベルを調節します。
10. INPUT ASSIGN
録音するトラックを1から4の中から選択します。
11. INPUT SAFE
INPUT ASSIGNを解除します。
12. CASSETTES
カセットウィンドウを開きます。
13. MIXDOWN
このボタンを押すとミックスダウンする曲名をつけるダイアログボックスとiPadキーボードが開きます。曲名をつけた後にミックスダウンを行うことができます。
14. MASTER
マスターフェーダーです。ミックスダウン時に全体の音量を調節します。曲の終わりでマスターフェーダーを下げていくとフェードアウトができます。
15. VUメーター
各トラックの録音レベルおよび再生レベルを表示します。
16. EQ HIGH
ミックスダウン用2バンドEQです。EQ HIGHは高音域を調節します。
17. EQ LOW
ミックスダウン用2バンドEQです。EQ LOWは低音域を調節します。
18. PAN
ミックスダウン用パンポットです。左右の定位を調整します。
19. フェーダー
ミックスダウン時に各トラックの再生レベルを調節します。
カセットウィンドウ
「CASSETTES」ボタンを押すとカセットウィンドウが開きます。曲の保存、ロード、削除をカセットウィンドウで行います。最大20曲まで保存が可能です。

1. Cassette Name
このフィールドを押すと曲名を入力するためのiPadキーボードが表示されます。
2. Cassetteリスト
ロードする曲の選択や、保存する曲の選択を行います。
3. Load
選択した曲をロードします。
4. Save
現在ロード中の曲を保存します。
5. Delete
選択した曲を削除します。
| ◆ 新しい曲を録音する、保存する |
本アプリケーションには、最大20曲の録音が可能です。初期状態では曲を保存する「Empty Project」と呼ばれる空のプロジェクトが20曲分用意されています。「CASSETTES」ボタンを押すとこれらのEmpty Projectとデモソング、および「Blank Cassette」がリスト表示されます。録音を開始するには、録音したものが何もない状態の「Blank Cassette」をロードします。そして録音を行った後に、Empty Projectのどれかに名前をつけて保存します。
- モニター用ヘッドホンをiPadに接続します。
- 「CASSETTES」ボタンを押します。
- Cassetteリストの一番下にある「Blank Cassette」を押します。この操作により何も録音されたものがない状態になります。
- 録音するトラックのINPUT ASSIGNボタン(1から4のどれか)を押します。
- INPUTトリムで入力レベルを調節します。VUメーターで入力レベルが0VU付近になるように調節します。
- RECボタンとPLAYボタンを同時に押して録音を開始します。
- 録音が終わったらSTOPボタンを押して録音を停止します。
- 別のトラックに録音するには、録音するトラックのINPUT ASSIGNボタンを押し、5.から7.を繰り返します。
- 録音が終わったら、「CASSETTES」ボタンを押します。
- 保存先のプロジェクト(曲)をCassetteリストの中から選択します。
- Cassette Nameフィールドを押し、iPadキーボードを表示します。
- iPadキーボードで曲名を入力します。最後に「完了」(日本語入力時)または「Done」(英語入力時)を押します。
- 「Save」ボタンを押します。
- 選択したプロジェクトに上書きしても良いかどうかを確認するダイアログが表示されますので、「Continue」ボタンを押します。
ご注意
- 録音をした後に保存せずに別の曲(プロジェクト)、または「Blank Cassette」をロードすると、録音内容を全て破棄します。
- 録音中は入力音をヘッドホンでモニターすることができません。
ヒント
- 録音を途中で中断する場合も必ず保存をしてください。保存した曲をロードし、上記手順を繰り返すことにより録音作業を再開することができます。
| ◆ 保存した曲をロードする |
- 「CASSETTES」ボタンを押します。
- Cassetteリストの中からロードしたい曲を選択します。
- 「Load」ボタンを押します。
- 現在ロードされている曲を破棄し、新たに曲をロードしても良いかどうかを確認するダイアログが表示されますので、「Continue」ボタンを押します。
ご注意
- 現在ロードされている曲を保存しないで、別の曲をロードした場合、ロードされていた曲の録音内容は破棄されます。録音した曲を保存するには、「新しい曲を録音する、保存する」の9.から14.の手順を行ってください。
| ◆ 現在ロードされている曲の曲名を変更する |
- 「CASSETTES」ボタンを押します。
- Cassette Nameフィールドを押し、iPadキーボードを表示します。
- iPadキーボードで曲名を入力します。
- 「Save」ボタンを押します。
- 選択したプロジェクトに上書きしても良いかどうかを確認するダイアログが表示されますので、「Continue」ボタンを押します。
| ◆ 曲を別のプロジェクトにコピーする |
- コピーしたい曲をロードします。
- 「CASSETTES」ボタンを押します。
- コピー先のプロジェクト(曲)をCassetteリストの中から選択します。
- Cassette Nameフィールドを押し、iPadキーボードを表示します。
- iPadキーボードで曲名を入力します。
- 「Save」ボタンを押します。
- 選択したプロジェクトに上書きしても良いかどうかを確認するダイアログが表示されますので、「Continue」ボタンを押します。
| ◆ ミックスダウンする |
本アプリケーションでは、WAV形式でミックスダウンファイルを作成することができます。ミックスダウンしたファイルは、iTunesがインストールされたパソコンに取り込むことにより聞くことができます。
- あらかじめフェーダー、2バンドEQ、パンポットを使ってミックスバランスを調整しておきます。
- 「MIXDOWN」ボタンを押します。
- ミックスダウンする曲名をつけるダイアログボックスとiPadキーボードが開きますので、曲名を入力します。
- 「Do It!」ボタンを押すとミックスダウンが始まります。
ヒント
- ミックスダウン中でもフェーダー、EQ、パンポットを操作することができます。
ご注意
- 同じ曲名をつけると、ファイル名の最後に数字がつきます。
- ミックスダウンの途中でSTOPボタンを押すとその位置でミックスダウンが終了します。
- ミックスダウンしたファイルは、iPad単体では聴くことはできません。
| ◆ ミックスダウンした曲を聴く、共有する |
録音した曲を聴いたり、他のデバイスと共有するためには、iTunesがインストールされているパソコンにミックスダウンした曲を取り込む必要があります。
ご注意
- お使いのパソコンにiPadを接続したときに、iTunesの「デバイス」欄に表示されるiPadを選択し「概要」タブの「オプション」欄の「音楽とビデオを手動で管理」にチェックが入っていない場合は、同期機能が働き、パソコンのiTunesの内容がiPadの内容に書き変わります。特定の曲だけをパソコンのiTunesに取り込む場合は、「音楽とビデオを手動で管理」にチェックをしてください。
- iPadをパソコンに接続し、iTunesを起動します。
- iTunes の左部にある「デバイス」欄に接続したiPadの名前が表示されますのでそれを選択します。
- 「App」タブをクリックします。
- 画面をスクロールダウンし、「ファイル共有」を表示し、「App」欄にある「Portastudio」を選択します。
- 「Portastudioの文書」の中にある希望のミックスダウンファイルを選択し、「保存先...」をクリックします。
- 保存場所を選択し、「OK」をクリックします。
これで、ミックスダウンしたファイルをパソコン上で別のオーディオエディターで開いたり、インターネット上へアップロードしたり、iTunesのライブラリーに登録し、MP3ファイルに変換しファイルの共有ができるようになります。
ヒント
- ミックスダウンした曲をiPadから削除するには、iTunesがインストールされたパソコンから行います。上記5.の画面において、削除したいファイルを選択し、キーボードのDeleteまたはBack spaceキーを押します。
| ◆ 曲を削除する |
本アプリケーションでは20曲までの録音が可能です。録音曲数が20曲に到達した場合は、曲を削除することで新たな曲の録音が可能になります。
ご注意
- 削除した曲を復活させることはできません。
- 「CASSETTES」ボタンを押します。
- 削除したい曲をCassetteリストの中から選択します。
- 「Delete 」ボタンを押します。
- 曲を削除しても良いかどうかのダイアログが表示されますので「Continue」ボタンを押します。
選択した曲が削除され、「Empty Project」が1つ増えます。
| ◆ デモソングについて |
本アプリケーションには、以下のデモソングが収録されています。
曲名:The Lines
Wade Alin, feat. Isabella Farrell. (c) 2010 Flagrant Music.
| ◆ FAQ |
Q: このアプリケーションでピンポン録音はできますか?
A: できません。
Q: このアプリケーションで録音したトラックを取り出すことはできますか?
A: できません。もしあるトラックだけを取り出したい場合は、そのトラック以外のレベルを下げた状態でミックスダウンしてください。
Q: このアプリケーションはiPadに接続するオーディオインターフェースをサポートしていますか?
A: 現時点では正式にサポートしているオーディオインターフェースはありません。
Q: 時々このアプリケーションが起動中に画面上に現れる赤いバーは何ですか?
A: これはiPadのセキュリティー設定です。これは現在内蔵マイクを使っているアプリケーションが使われていることを示す表示です。無視してください。
Q: iPadのどこにマイクがありますか?
A: ヘッドホン端子の横にある小さな穴がマイクです。
Q: iPhoneバージョンやAndroidバージョン、Windows Phoneバージョンなどをリリースする予定はありますか?
A: 現在のところありません。
Q: パンチイン/アウトはできますか?
A: できません。ただし、曲の途中から録音開始、曲の途中で録音停止はできます。
Q: 同時録音は何トラックですか?
A: 1トラックです。
Q: ミックスダウンファイルは1曲につきいくつまでつくれますか?
A:特に制限はありません。
Q: Windowsパソコンでもミックスダウンした曲を聴くことができますか?
A: iTunesがインストールされていれば聴けます。
※本製品に関して、使い方や仕様に関するサポートは行っておりません。


