DP-32SD
32トラック SD/SDHC MTR
DIGITAL PORTASTUDIO『DP-32SD』は、高度な音楽制作にも耐えうる8トラック同時録音、32トラック同時再生と、3.5インチ・フルカラーLCDにリンクした12のエンコーダーおよび21本のフェーダーによる直感操作を両立。 マスタリングエフェクトも搭載することで、パソコンなしでの本格的レコーディング、音源制作を実現したMTR(マルチトラックレコーダー)です。
メーカー希望小売価格 : オープンプライス
- 記録メディア : SDメモリーカード(512MB~2GB)、SDHCメモリーカード(4GB~32GB)
- 外形寸法 : 514(W)×100.4(H)×336.9(D)mm ※突起物を除く
- 質量 : 6.2kg
- 最大32トラック同時再生
- トラックを再生しながら8入力を同時使用(ミキシング)可能
- 8トラック同時録音
- 入力、再生各トラックに独立した3バンドのイコライザーを装備
- オートパンチイン/アウト機能
- インプット用ダイナミクスエフェクト搭載(リミッター、コンプレッサー、ノイズサプレッサー、エキサイター)
- ギターエフェクト搭載(アンプシミュレーター、リバーブ、コンプレッサー、コーラス、フランジャー、フェイザー)
- ミキシングエフェクト搭載(リバーブ、ディレイ、ステレオコーラス)
- マスタリングエフェクト搭載(マルチバンドコンプレッサー、イコライザー、ディザー、ノーマライズ)
- DP-32SD x 1
- ACアダプター(PS-P1220E) x 1
- SDメモリーカード(本体差し込み済み) x 1
- 取扱説明書(保証書付き) x 1
この製品は生産完了になりました。
複雑なレイヤー構造を排した21フェーダーで直感操作
32トラックというトラック数を持ちながらも、直感操作を追求。スマートなボディに20トラック+1マスターの21フェーダーを装備し、操作したいトラックを直感的に操作することができます。
LCDとリンクした12のエンコーダーでEQやPANを直感操作
フルカラーLCDは、12のエンコーダーとリンク。たとえばイコライザーであれば、LCDとエンコーダーがブルーで統一されており、画面と同じようにエンコーダーが配置されていますので、画面内の操作したい部分と同じエンコーダーを操作すればイコライザーを調整できます。
XLR/TRSコンボジャック8入力、8トラック同時録音
XLR/TRSコンボジャックによる8入力を本体に装備し、8トラックの同時録音が可能。ドラムにおいては本格的なマルチマイクレコーディングに対応するだけでなく、ドラム、ベース、ギター、ボーカルの一発録りにも対応できる余裕の入力数です。
INPUT A~Hおよび各トラックにはそれぞれイコライザーを搭載
イコライザーはエフェクトセクションからは独立しており、エフェクターの使用状況に関わらず各トラックにおいてイコライザーをかけることができます。入力音に対してもイコライザーをかけて録音することができますので、音質の補正からアグレッシブなサウンドメイキングまで対応します。
ダイナミクスエフェクト最大8系統、ギターエフェクトに加えミキシングエフェクトを搭載
入力音に対してコンプレッサーなどのインサートエフェクトをかけることが可能なダイナミクスエフェクトを搭載。最大8系統の使用が可能で、ドラムのバスドラムとスネアに加えてベース、ボーカルもコンプレッサーをかけて録音するなど、レコーディングスタジオさながらの録音が可能です。 ダイナミクスエフェクトのほか、ギター用のマルチエフェクトも搭載しています。ミキシング用には空間系エフェクトを用意。クオリティの高いミキシングをサポートします。
マスタリングエフェクト搭載、本体のみで本格派マスタリング
マスタリングエフェクトを搭載し、パソコンを使わず本体だけでのマスター音源制作をサポートします。 マスタリングエフェクトセクションには、3バンドイコライザー、3バンドマルチバンドコンプレッサー、聴感音圧を調整するノーマライズエフェクトの3つが搭載されており、完成したステレオマスターファイルをさらに追い込んでクオリティの高いマスターファイルを作成できます。
SD/SDHCカードを記録メディアに採用
汎用性の高いSD/SDHCカードを録音媒体に採用。回転部を排除することで、大音量ドラムの録音時でも安心して録音できるようになりました。ファイル形式もパソコン同様のFAT形式としているため、録音したデータや書き出ししたデータは、SDカードを付け替えるだけでパソコンから閲覧可能。データのバックアップも簡単です。
12のステレオ/モノ切換トラックにより柔軟なレコーディング
ステレオ/モノ切換トラックを12トラック用意しました。シンセサイザーはステレオ設定に、ギターやコーラスのダブリングはモノラル設定にするといった柔軟な使用方法が可能です。また、ステレオ/モノの混在が可能ですので、9~12トラックはステレオ、13~22トラックはモノ、合計22トラックMTRという使用方法も可能です。全てモノラル設定の場合は20トラック、9トラック以降を全てステレオとした場合は最大の32トラック構成となります。
70mW + 70mW ドラム録音のモニターでも使える大出力ヘッドホン端子
大音量環境下でもヘッドホンモニターしやすい70mW + 70mW(32Ω負荷時)の大出力ヘッドホンアンプを搭載。リハーサルスタジオでの同室録音でも、十分なモニター音量を確保することができます。
RCAステレオ出力端子、2つのエフェクトセンド端子(アンバランス)
ステレオフェーダー後の信号が出力されるRCAアンバランスステレオ出力端子だけでなく、外部エフェクターが接続できるエフェクトセンド端子を2系統装備。標準ホンジャック端子でアンバランス出力となっています。SEND1は内蔵エフェクトへのセンドバスと共通バスとなっており、プリフェーダー、ポストフェーダーの切換が可能です。ポストセンドが適している空間系エフェクトだけでなく、プリセンドでのダイナミクスエフェクター接続にも対応します。ミキシング時もインプット端子に接続したソースが入力、ミックス可能ですので、プリセンドで送り外部ダイナミクスエフェクトをかけた信号を戻してミックスすることが可能です。(この場合はチャンネルフェーダーを絞る必要があります。)
また、プリセンドはライブにおけるオケ再生用機器として使用する場合にも便利です。ライブ時、個別にモニターしたいトラックをプリセンドで出力してPAに送ることでメインミックスとは別系統でのモニタリングが可能になります。
※外部エフェクターは付属しておりません。別途お求めください。別売のRC-3Fフットスイッチが接続可能
別売のRC-3Fフットスイッチの接続をすれば、オートパンチイン/アウトなどのハンズフリーコントロールが可能になります。ギターソロのダビングなどにおいては、演奏の合間に本体操作をするためにはピックをそのたびに置かなくてはならず非常に不便ですが、フットスイッチを接続すれば手はピックを持ったまま、足元でトランスポートコントロールが可能です。
RC-3Fにおいては、3ペダル個別に機能をアサインすることが可能で、以下の中からスタイルに合わせた機能の割り振りができます。
PLAY / REC / STOP / FF / REW / PUNCH IN-OUT / PLAY-STOP / CUE LOCATE
機能一覧
- 最大32トラック同時再生
- 8モノトラック+12ステレオ/モノ切換トラック
- トラックを再生しながら8入力を同時使用(ミキシング)可能
- 8トラック同時録音
- 16/24bit、44.1k/48kHz録音
- 8つのXLR/TRSコンボジャック
- ファントム電源供給可能(INPUT A-D,E-H)
- INPUT Hはハイインピーダンス入力対応(切換)
- ステレオRCAピンジャック出力
- 2系統のエフェクトセンド(TSアンバランス出力)
- 70mW + 70mW ステレオヘッドホン出力
- RC-3F(別売)によるリモートコントロールが可能
- 入力、再生各トラックに独立した3バンドのイコライザーを装備
- オートパンチイン/アウト機能
- 様々な編集機能(COPY INSERT, COPY PASTE, MOVE INSERT, MOVE PASTE, OPEN, CUT, SILENCE, CLONE TRACK, CLEAN OUT)
- 気兼ねなくアイディアを重ねられるUNDO/REDO機能
- インプット用ダイナミクスエフェクト搭載(リミッター、コンプレッサー、ノイズサプレッサー、エキサイター)
- ギターエフェクト搭載(アンプシミュレーター、リバーブ、コンプレッサー、コーラス、フランジャー、フェイザー)
- ミキシングエフェクト搭載(リバーブ、ディレイ、ステレオコーラス)
- マスタリングエフェクト搭載(マルチバンドコンプレッサー、イコライザー、ディザー、ノーマライズ)
- 再生トラックおよび入力を任意のトラックにまとめるトラックバウンス機能
- バーチャルトラック搭載(1トラックごとに8つのバーチャルトラック:使用するトラック含む)
- 1ソングあたり最大99のロケートマーク機能
- USB経由でのファイル転送、パソコンにUSBケーブルで直接接続可能
- 楽器用クロマチックチューナー搭載
- メトロノーム搭載
- ステレオ/モノ切換フェーダー(トラック)搭載
- 合計21本のフェーダー
- メーター表示においてピークホールド表示が可能
- サブフレーム単位でのロケート、編集が可能
- 専用ACアダプター(GPE248-120200-Z)付属
- SDカード付属
- RoHS対応製品
関連製品
仕様説明
記録メディア | SDメモリーカード(512MB~2GB)、SDHCメモリーカード(4GB~32GB) |
ファイルシステム | |
FATパーテーション | SDカード(512MB~ 2GB :FAT16) SDHCカード(4GB~ 32GB :FAT32) |
INPUT A-H | |
XLR | |
コネクター | XLR-3-31(1:GND、2:HOT、3:COLD)、バランス |
規定入力レベル | -14dBu |
最大入力レベル | +2dBu |
TRS | |
コネクター | 6.3mm(1/4")TRS標準ジャック、バランス |
入力インピーダンス | 22kΩ以上 1MΩ(INPUT HのみLINE-GUITARスイッチをGUITARに設定時) |
規定入力レベル | +4dBu |
最大入力レベル | +20dBu |
STEREO OUT | |
コネクター | RCA ピンジャック |
出力インピーダンス | 200Ω |
規定出力レベル | -10dBV |
最大出力レベル | +6dBV |
EFFECT SENDS | |
コネクター | 6.3mm(1/4")TS標準ジャック |
出力インピーダンス | 200Ω |
規定出力レベル | -10dBV |
最大出力レベル | +6dBV |
MONITOR OUT | |
コネクター | 6.3mm(1/4")TRS標準ジャック |
出力インピーダンス | 200Ω |
規定出力レベル | -2dBu |
最大出力レベル | +14dBu |
PHONES | |
コネクター | 6.3mm(1/4")ステレオ標準ジャック |
最大出力 | 70mW+70mW(TDH+N 0.1%以下、32Ω負荷) |
USB | |
コネクター | USB Mini-Bタイプ |
フォーマット | USB2.0 HIGH SPEEDマストストレージクラス |
REMOTE | |
コネクター | 2.5mmTRSジャック |
電源 | 専用ACアダプター |
消費電力 | 12W(ファントム電源オン時) |
質量 | 6.2kg |
外形寸法 | 514(W)×100.4(H)×336.9(D)mm ※突起物を除く |
付属品 | SDカード(本体装着済み)、専用ACアダプター(PS-1220EまたはGPE248-120200-Z) |
性能 | |
周波数特性 | 20Hz-20kHz、+1dB/-1dB (INPUT→STEREO OUT/EFFECT SENDS/MONITOR OUT) |
S/N比 | 90dB以上(INPUT→STEREO OUT/EFFECT SENDS/MONITOR OUT) |
歪率 | 0.01%以下 (INPUT→STEREO OUT/EFFECT SENDS/MONITOR OUT) |
※RoHSに対応しています。
※仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
インフォメーション
最新のバージョン情報 | |
ファームウェア | V1.11 |
- DP-32SD(FW Version : V1.10)でマスターファイルを再生できない不具合を修正しました。
製品に関するお知らせ
取扱説明書
ドキュメント
リリースノート | 2021-10-19 | 4.8 KB |
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ファームウェアアップデートマニュアル | 2017-07-10 | 140.7 KB |
ファームウェア(本体)
ファームウェア V1.11 | 2021-10-19 | 1.3 MB |
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動作確認済みメディア・その他
SD 動作確認済みメディアリスト | 2024-03-27 | 118.2 KB |
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その他
デモソング | 2023-06-28 | 138.8 MB |
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FAQ
USBケーブルには給電のみを行うケーブル(充電専用)があります。
データ通信(またはデータ転送)可能な他のUSBケーブルでお試しください。
USB ケーブルの確認手順はこちらをクリック。
※電源アダプター『TASCAM PS-P520U』に付属しているMicro-USB、USB Type-Cケーブルは充電専用の為、データ転送にはお使いいただけません。
https://tascam.jp/jp/product/ps-p520u/top
ダウンロード頂いたファイルを解凍いただき、解凍後フォルダ内のアップデートファイル
(DP008E22.101など)のみSDカード(またはmicroSDカード)のUTILITYフォルダにコピーして
アップデートを行ってください。
ヘッドフォンモニター出力は、モニターしやすいよう通常の製品より大きな出力が得られる設計となっており
能率の高いヘッドフォン等ご利用された場合ヒスノイズが目立つ場合がありますが録音には影響ございません。