CD-RW901SL
業務用 CD レコーダー
メーカー希望小売価格 : 139,320円 (税抜 129,000円)
この製品は生産完了になりました。
後継機 CD-RW901MKII をご確認ください。
豊富な外部制御・入出力端子を装備した業務用CDレコーダー
ISRC/RIDコード表示にも対応、業務用スタジオに最適
CD-RW901SLは、レコーダーとしてだけでなく、プレーヤーとしての機能も兼ね備えた業務用CDレコーダーです。オートキュー、オートレディ、フェーダースタート/ストップなどのほか、ピッチコントロールやタイマープレイ機能を装備するなど、様々な用途に幅広く適応します。アナログ入出力はバランスおよびアンバランス、デジタル入出力はAES/EBU、COAXIAL、OPTICALの各入出力を装備しているため、あらゆる現場に対応します。2台のCD-RW901SLのパラレルポート同士を接続して連続録音を行うことも可能です。
◆ 特長
- CD-R/CD-R-DA/CD-RW/CD-RW-DAメディアへの記録が可能
- High Speed CD-RWメディア対応
- MP3ディスク再生対応
- ディスクに傷が付きにくいエッジホールド・スロットロードメカ採用
- XLRバランスアナログ入出力
- RCAアンバランスアナログ入出力
- 24ビットA/D、D/Aコンバータ搭載
- AES/EBUデジタル入出力(IEC60958プロユース)
- COAXIALおよびOPTICALデジタル入出力(IEC60958コンシューマユース)
- ヘッドホン出力
- デジタル入力にサンプリングレートコンバーター搭載(32kHz~48kHz対応)
- デジタル入力ソースにクロック同期可能(44.1kHz/48kHz)
- 全曲/シングル/プログラム(最大99トラック)/ランダム再生
- 全曲/シングル/プログラム/ランダム/A-B間リピート再生
(MP3ファイルではA-B間リピート再生は行えません) - トラック経過時間/トラック残時間/ディスク経過時間/ディスク残時間を切り換えて表示
- ±16.0%ピッチコントロール(0.1%~1.0%可変ステップ、CD-DAディスクのみ)
- キーコントロール再生(-6半音~ 6半音、半音ステップ、CD-DAディスクのみ)
(ソースにより音質が劣化することがあります) - キーコントロール・オン時、ピッチコントロール操作により、キー固定でスピードのみ可変可能
- タイマープレイ(パワーオンプレイ)
- トラックの音の立ち上がりを自動的にサーチするオートキュー(-24dB~-72dB、6dBステップ)
- トラックの再生が終了すると、次のトラックの先頭で待機するオートレディ
- インクリメンタルプレイ
- 最後に再生待機状態から再生を開始したポイントに戻るコール機能
- 1分単位の移動が可能なタイムスキップ
- トラックまたはディスクの再生残時間が設定値以下になるとタリーを出力するEOM(End of music time)機能
- ISRCコード、RIDコード表示機能
- 音の始まりで自動的に録音を開始するシンク録音機能(-24dB~-72dB、6dBステップ)
- シンク録音の開始ポイントを調整可能なシンクトリム機能(-125~ 125フレーム、-1.67~ 1.67秒)
- トラック更新条件を選択可能なオートトラック機能
サウンドレベル (-24dB~-72dB、6dBステップ)
デジタルソースのトラック区切り信号(DD)
一定時間でトラックを更新するタイムトラックインクリメント(1~10分、1分ステップ) - オートトラック・モードがレベルまたはDD時、トラックのポイントを調整可能なオートトラックトリム機能(-125~ 125フレーム、-1.67~ 1.67秒)
- マニュアルによるトラック更新機能
- インデックス記録およびインデックスサーチ対応
- レックミュート機能
- 録音トラック数の指定機能
- 録音レベル調整のデジタルボリュームを搭載(-∞、-54.0dB~ 18.0dB)
- フェードイン/アウト録音(1~30秒、1秒ステップ)
- 2台のCD-RW901SLのパラレルポートを接続して、オーバーラップした連続録音が可能
- コピーID選択機能(FREE/1 GEN/PROHIBIT/SCMS準拠)
- トラックやディスクのイレース機能(CD-RWのみ)
- アンファイナライズ機能(CD-RWのみ)
- ディスクタイトルおよびトラックタイトル入力機能
- PS/2キーボードによるコントロールやタイトル入力が可能
- ワイヤードリモコン標準装備
- フェーダースタート/ストップ入力
- パラレル・コントロール対応(D-sub 15ピン)
- RS-232Cシリアルコントロール対応(D-sub 9ピン)
- インレットタイプの電源ケーブル装備
- 2Uラックマウント・サイズ
仕様説明
定格 | |
使用ディスク | :CD/CD-R/CD-R-DA/CD-RW/CD-RW-DA |
:(CD-RWはHigh Speed CD-RW対応) | |
再生可能フォーマット | :オーディオCD(CD-DA) |
:MP3(ISO9660レベル1/レベル2、Joliet) | |
再生チャンネル | :2チャンネル |
量子化ビット数 | :16bit |
サンプリング周波数 | :44.1kHz |
MP3ファイル | :128kbps以上推奨 |
変換元サンプリング周波数
|
:44.1kHz |
アナログ入力 | |
アンバランス入力
|
:RCAピンジャック |
規定入力レベル
|
:-10dBV |
最小入力レベル
|
:-19dBV(アナログ入力ボリューム最大) |
入力インピーダンス
|
:22kΩ |
バランス入力
|
:XLR-3-31相当(1:GND、2:HOT、3:COLD) |
規定入力レベル
|
:+4dBu |
最小入力レベル
|
:-5dBu(アナログ入力ボリューム最大) |
入力インピーダンス
|
:14kΩ |
アナログ出力 | |
アンバランス出力
|
:RCAピンジャック |
規定出力レベル
|
:-10dBV |
最大出力レベル
|
:+6dBV |
出力インピーダンス
|
:600Ω |
バランス出力
|
:XLR-3-32相当(1:GND、2:HOT、3:COLD) |
規定出力レベル
|
:+4dBu |
最大出力レベル
|
:+20dBu |
出力インピーダンス
|
:75Ω |
デジタル入力 | |
AES/EBU入力
|
:XLR-3-31相当 |
フォーマット
|
:IEC60958プロユース |
COAXIAL入力
|
:RCAピンジャック |
フォーマット
|
:IEC60958コンシューマユース |
OPTICAL入力
|
:TOSLINK |
フォーマット
|
:IEC60958コンシューマユース |
デジタル出力 | |
AES/EBU出力
|
:XLR-3-32相当 |
フォーマット
|
:IEC60958プロユース |
COAXIAL出力
|
:RCAピンジャック |
フォーマット
|
:IEC60958コンシューマユース |
OPTICAL出力
|
:TOSLINK |
フォーマット
|
:IEC60958コンシューマユース |
ヘッドホン出力 | :ステレオホンジャック |
出力レベル
|
:20mW+20mW以上(32Ω負荷時) |
CONTROL I/O | |
PARALLEL
|
:D-sub 15ピン |
RS-232C
|
:D-sub 9ピン |
REMOTE IN
|
:RC-RW901SL専用 |
KEYBOARD | :Mini DIN 6ピン(PS/2) |
電源 | :AC100V、50-60Hz |
消費電力 | :13W |
外形寸法 | :483(幅)×94(高さ)×309(奥行き)mm |
質量 | :4.7kg |
性能 | |
周波数特性 | :20Hz~20kHz ±0.8dB(再生時) |
:20Hz~20kHz ±1.0dB(記録時) | |
S/N比 | :95dB以上(再生時) |
:90dB以上(記録時) | |
ダイナミックレンジ | :95dB以上(再生時) |
:90dB以上(記録時) | |
歪率 | :0.006%以下(再生時) |
:0.008%以下(記録時) | |
チャンネルセパレーション | :90dB以上(再生時:1kHz) |
:80dB以上(記録時:1kHz) |
パラレルコントロール端子入出力仕様 | |
入力 | アクティブロー(30ms以上で動作) |
出力 | オープンコレクタ、最大電圧15V、最大電流50mA |
+5V | 最大供給電流50mA |
FADER START/STOP | オープン: STOP、クローズ: START |
- 第三者の著作物は、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上権利者に無断で使用できません。装置の適正使用をお願いします。弊社では、お客様による権利侵害行為につき一切の責任を負担いたしません。
- RoHSに対応しています。
- 仕様および外観は改善のため予告なく変更することがあります。
仕様書/外形図
DXF | 2010-09-14 | 1.0 MB |
---|---|---|
RS-232Cシリアルコントロールプロトコル | 2010-09-14 | 365.7 KB |
仕様書 | 2010-09-14 | 341.5 KB |
取扱説明書
クイックスタートガイド | 2010-09-14 | 504.0 KB |
---|---|---|
取扱説明書 | 2010-09-14 | 2.3 MB |
FAQ
アナログ入力時のオートトラック機能は、S_SVL(サウンドレベル)で設定した値をスレッショルドレベル(しきい値)として、入力の音楽信号がこの値より低い状態が2秒以上続いた場合に、装置が『曲が終了した』と判断し、次の曲の始まりでトラック番号を更新します。このため、クラッシックなどで楽章の途中に数秒間音が無くなる場合や、非常に小さい音が続く場合は装置が無音状態で曲が切り替わったと判断し、曲の途中でもトラック番号が更新されることがあります。
逆にライブ録音で曲が終了しても拍手やMCが続く場合などは、曲の切り替わりを検知できないため、オートトラック機能でトラック番号が更新されない可能性があります。
また、元のソース(音源)が、レコードやテープの場合は曲間の無音部分に傷やホコリによる”プチッ”といったノイズを音として判断したり、テープのヒスノイズのレベルが上記のS_LVL設定値を上回っている場合、常に音が出ていると判断して同様にオートトラック機能が働かない可能性があります。
オートトラック機能を正しく機能させるためには、上記のS_LVLと録音レベルの設定が非常に重要になります。一般的にレコードやテープ等のアナログ音源の録音をする場合は、S_LVLは高めの値に設定し、CD等のノイズが少ない音源を録音する場合はS_LVLの値を低めに設定することで、ポップスや歌謡曲など曲間が空いた音楽ソースは意図した場所でトラック更新を動作させることができます。 加えて録音レベルもレベルオーバーしない範囲でできるだけ高めに設定していただくことで、オートトラック機能も正しく働くようになります。 具体的な設定につきましては取扱説明書をご参照ください。
<実際の曲数より曲番が少なくなる場合>
S_LVLの設定が低すぎるため、本来の切り替え箇所を検知できてない可能性があります。この場合は、S_LVLを1~3段高めの設定に変更してお試しください。 これでも正しくトラック番号が更新できない場合は、マニュアルトラック(手動での曲番付)設定をお試しください。
<実際の曲数より曲番が多くなる場合>
S_LVLの設定が高すぎるため、本来の切り替えたい箇所以外の部分でトラック番号が更新されている可能性があります。 この場合は、S_LVLを1~3段低めの設定に変更してお試しください。 また、録音レベルが低い場合も曲番が多く付いてしまう原因になりますので、ご注意ください。 これでも正しくトラック番号が更新できない場合は、マニュアルトラック(手動での曲番付)設定をお試しください。
録音中に曲間や楽章の切り替わりなど任意の場所で、本体もしくはリモコンの「RECORD」ボタンを押すことで、録音を中断せず継続しながらトラック番号を手動で更新することが可能です。 オートトラックが正しく動作しないクラッシックタイトルやライブ盤などに有効です。
はい対応しています。スロットのセンター位置に挿入(トレー式の場合はセット)してください。
CD-R や CD-RW に録音したディスクを他の機器で再生させるためには、録音終了後に「ファイナライズ」を行う必要があります。ご利用されている機器で「ファイナライズ」を行ってください。
尚、「ファイナライズ」を行うと、そのディスクには追記できなくなりますので、全ての録音が終了した後に行ってください。
※CD-RW ディスク等は、再生プレーヤーが対応していない場合が多々ありますので再生プレーヤーの仕様をご確認ください。
CDのレンズクリーニングについてはその効果が実証されていませんので、弊社ではお勧めしておりません。
お客様の自己判断によりクリーニングを行う場合は、できる限りピックアップレンズを傷付けないようなタイプをご選択ください。詳しくはCDレンズクリーナーのメーカーにお問い合せください。
アナログ入力でA_TRKをLevelで設定する場合は、録音ソースに合わせてLevelを設定してください。
トラックが付きにくい場合は、-42dB -36dB等、高いレベルに設定してお試しください。トラックが多くついてしまう場合は、-66dB -72dB等、低いレベルに設定してお試しください。
※オートトラック機能は、曲間の無信号部分のレベル、長さ、を感知してトラックを自動で付けていく機能となっております。
そのため曲間の無信号部分の長さが短かったり、曲間のノイズレベル(S/N)が悪かったり等、録音するソースにより、必ずしも正確にトラックを付ける
ことはできません。確実にトラックを付けるためには、マニュアル操作でご使用ください。
テレビのデジタル出力がPCM 2ch(S/PDIF)で出力されていることをご確認ください。
ディスクを読み込む時に多少「チーチー」「チュルチュル」「カッカッ」という様なメカ音がしますが、これはレーザーでディスクのすべての情報を読み取っているためです。
故障ではございませんのでご安心してご利用ください。
本製品は、業務用記録装置として設計されておりますので、データ用CD-R/RWはお使いいただけます。
お客様の責任と負担にて、著作権者の適正な許諾を受けてください。
私的録音をされる場合は、民生用機器をご使用ください。
ラックマントイヤーは両側のネジ外すことで取り外すことは可能ですが、外したネジを本体に戻すとアングルの厚み分ネジが奥まで入ってしまい、内部の部品を傷つける可能性があります。外したネジを本体に戻す場合には、アングルの厚み分のスペーサーを入れてください。
※または、機器に合わせて、3×6mm等の短いネジを使用してください。
CD-Rに記録されたCDについては、記録状態によっては正常に再生できない場合がございます。
複数枚(いろいろな機器で作成されたディスク)のディスクでお試しいただき改善されないようであれば
機器側に問題がある可能性があります。
弊社担当部門まで点検をご依頼いただきますようお願い申し上げます。